こんにちは！ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はエリック・トーマスの名言をご紹介します。エリック・トーマス（1970年～）はアメリカのモチベーショナル・スピーカー、作家です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいエリック・トーマスの名言をご紹介します。

人生に悩んでいる人へ。エリック・トーマスの名言「息をしたいと思うのと同じ…」英語＆和訳（偉人の言葉）

人生では自分の望んだことしか起こらない。

私は結婚していないのですね。今30代後半なのですが、以前姉が「知り合いにいい子がいるから紹介しようか」と。それは断ったのですね。あまり乗り気がしなかった。結婚を考える経済的余裕もなかった。
姉は結婚願望が強かったのですよね。結婚して子供を産んで家庭を持つ、そこを目標にしていたようで最終的にはお見合いで結婚した。

人生では自分の望んだことしか起こらない

プラシーボ効果。全く薬の効果を持たない偽薬（プラシーボ）を飲んでもその効果が現れてしまうことがあるそうなのですね。それを「プラシーボ効果」と。
なぜそんなことが起こるのか、それは思い込みなのだそうですね。薬に効果があると思い込んでしまうと偽の薬でも症状が改善することがあるのだと。

スーパーのチラシを見て、プリンが安い。ちょうど今朝冷蔵庫にあった最後のプリンを食べたところ。もう冷蔵庫にプリンはない。迷いなく買いに行きますよね。
では、もしまだ冷蔵庫にプリンがあったらどうだろうか。ちょうど昨日プリンを買ってしまった。冷蔵庫にはまだプリンが六つもある。買いに行こうかどうしようか、迷いますよね。
この世界では行動なしには何も実現しない。プリンが食べたいと思っても思っただけではそれは手に入らない。買いに行かないといけない。
では、その行動の一番の妨げになるものは何か。それは迷いですよね。
行動が願望を実現する。迷いが行動を妨げる。

願望があって、それがなかなか実現しないとき、そこには何かしらの迷いがあると。
結婚したいのに結婚できない。そこでは恋人のどこかに不満を感じている。独身生活にまだ未練がある。何かしらのためらいがある。

人生とは留学のようなものなのではないかなと。日本の学生が海外に出て勉強してしばらくしてまた日本に戻ってくる。
留学中に手に入れたものは帰国前に全て没収される。買ったものも稼いだお金も。それが人生なのですよね。
いくらお金を稼いでも、高い車を買っても、大きな家に住んでも、死んでしまえばそれは他の誰かのものになる。お金も家も車もあの世には持って行けない。
肉体もそうですよね。どんなに健康な体に生まれても病弱でも死んでしまえばその肉体は手放す。あの世には持って行けない。
唯一死後の世界に持って行くことができる可能性があるもの、それは自分の魂だけ。
魂を磨くこと、人として成長すること。人がこの世界を生きる意味はそこにあるのではないかなと。

この世で手に入れたものは全ていずれは手放すものなのですよね。手放してしまえばそれはもう自分の思い通りにはならない。
たとえそれがどこかの国の大統領でも、どこかの国の総理大臣でも、死んでしまえばその地位もお金も手放すことになる。死んでしまえば何一つ思い通りになることはない。
好きな人がいて、その人を自分のものにしたい。たとえそこで本当にその人と結ばれたとしても、結婚できたとしても、それも永遠ではない。永遠に相手を縛るものではない。どちらかが死んでしまえば、その束縛も終わる。

行動が願望を実現する。迷いが行動を妨げる。知識が迷いを取り除く。

人生に悩んでいる人へ。「夢」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか？今回はエリック・トーマスの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「夢」に関する名言集【英語原文と和訳】』（外部リンク）という記事では、「夢」に関する世界の偉人たちの名言を34句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「夢」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

お読みいただき、ありがとうございました！