京都市東山区・今月末まで! 明治5年からの伝統ある京都の風物詩「都をどり」に行ってきました
今回はいつもと趣をガラッと変えるんどすえ。「都をどり」って知ってはります? 明治5年からの歴史がある舞台なんどすえ。もうちょっと言うと、京都に5つある花街のなかで一番大きい祇園甲部。こちらの芸妓さん、舞妓さんが毎年4月の1ヶ月間行うのがこの「都をどり」なんどす。今年は通算150回目っつー記念すべき年なんですって。偶然にもそんな節目の年に運良く行くことができたので、ご紹介します。そうそう、もう会期も迫ってるので、イレギュラーな土曜日にどうぞ。
こちらが会場の祇園甲部歌舞練場。ね、雰囲気ありまっしゃろ? 建物右手壁には……。
こんな感じのフォトスポットもありまして、艶やかな着物姿のおねーさんといっしょに芸妓・舞妓気分で記念の1枚を撮影することができます。海外の方もたくさん撮ってらっしゃいました。ちなみにここは無料でもイケるところなので、写真だけ撮りたいって人も多分大丈夫、なはず。
そして1枚目の会場の向かって右手にありますのがこちらの建物。ここが入り口になってました。あ、ちなみに今回はリッチに茶券付一等観覧券で観覧させていただいたんどすえ(ありがとうございます)。なので、これから紹介するのはこのチケットで入場した場合の内容ですのでご了承くださいませ。この行列は紙のチケットで入場する人たち。QRコードで入場する人は左側なんですが、紙に比べると格段に少なかった印象です。
建物に入るとこんな感じ。チケットの確認などが行われてまして、周辺にはですね……。
今年の「総をどり」の着物と帯も飾られてました。ちなみにそれぞれ「御所車のある景」、「栄雅菱華文」という名前です。
ほかにも歴代のイラスト? が展示されていたスペースや、
京都の名だたる老舗の名物などが並べられたコーナーもございました。んで、進んでいきますと……。
こんな感じの待合スペースが。お茶をいただく前にここで一旦着席して、しばししばし……となりました。
このスペースにはこんな感じでお土産も売られてましたよ。けっこうたくさんの人がいろいろ買っておられました。そして……。
この待合スペースの窓の外には、美しいお庭が広がってまして、スタッフの方にお聞きすると外へ出てもいいとのこと。しかもあとでお庭に出る時間はあるものの、そのときはこのエリアとは違うところとのことで、それなら! と少しだけ外に出てみました。
お庭はこんな感じ。お茶スペースへ向かうお声がけがいつあるのかわからないので、ゆっくりは見られなかったんですが、とてもいい雰囲気でした。
んで、お茶スペースへ。ちなみにお茶スペースは撮影禁止! とアナウンスがあったんですが、自分の手元はいいですか? とお聞きしたところ、それはOKとのこと。というのもこのお茶スペースでは舞妓さん(芸妓さんかも?)が、お茶を立ててくれてまして、そちらの撮影がNGではないか、と。ちなみにお茶、お菓子ともお名前も書かれてましたよ。本日のお抹茶は「宇治森半」の「上別儀」、お菓子は「とらや」の「春の日和」どすえ。
そんで、こちらのお皿はお土産として持ち帰れるんどす! あなうれしや。ゆっくりほっこりお茶……というよりは、ちょいとお急ぎ目でお茶&お菓子をいただいたら、ところてん的に次のスペースへ向かいますよ。
「都をどり」の歴史を振り返る展示などを見たりしつつ……
先ほどスタッフの方からお聞きしてたお庭拝見の時間もありつつ、いよいよ会場へ向かいます。
会場はこんな感じ。なんちゅーかエエ感じやわ〜歴史を感じるわ〜。あ、ちなみにこちらもをどりの最中は撮影NG。なのでこちらは始まる前です。またまたちなみに「都をどり」は毎回全八景で構成されているそう。そしてテーマも毎回決まっていて、今年は「都をどり百五十回源氏物語舞扇」でした。
そんでこちらは終了後。緞帳の柄が変わってるのわかります。いや〜普段なかなか見ることのできないエエもん見せていただきました。
終演後は最初の写真の歌舞練場へ入ったところのおみやげコーナーへ。みなさん、こちらでもいろいろと買い込んでおられました。
内容はこんな感じ。「他にも色々あります!」と書いてるように、いろんな商品が並んでました。確認してませんが、ここのスペースは無料で入れるような気が……。なので「買いた〜い!」という人は、行って確認してみてください。
今回、初めて行ってみた「都をどり」。個人的にはバリバリの非日常的空間&時間だったので、とても楽しめました。今年はもう明日からの3日間しかありませんが、もし気になったって人は、来年行ってみてはいかが? 京都らしさをたっぷり楽しめると思いますよ!
令和6年 都をどり
住所/京都市東山区祇園町南側570-2 祇園甲部歌舞練場
会期/2024年4月1日(月)〜30日(火)
公演時間/12:30〜、14:30〜、16:30〜※各お茶席1時間前〜
料金/茶券付き一等観覧券7,000円、一等観覧券6,000円、二等観覧券4,000円など
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