"麺の無い生活なんて考えられない"
ノーヌードルノーライフかずくんです。

今回お伺いしたのは、四条河原町駅近くにある［食堂 みやざき］さん

西木屋町通沿いにあり、引き戸のある落ち着いた外観

店内は1階がＬ字のカウンター席で2階が二部屋に分かれたお座敷となっています。

この日は1階のカウンター席にお伺いさせて頂きました。

店内の壁には黒板でお品書きが書かれているものの、今はアラカルトで注文する人を見た事がありません。

みやざきさんではいつも『おまかせ』です。
今回頂いたのはこちら

雲子の茶碗蒸し

餡掛けになった茶碗蒸し
中にはホクホクの雲子がたっぷり！！
のっけからため息が出るくらい美味しいです

鶏から揚げ

みやざきさんでは鉄板と言うか王道と言うか、これが無いと始まらない逸品
手羽先を丁寧に処理して食べやすくしてくれてます。
じっくり乾燥させてから揚げられているので、カリッと感と旨味が凄いんです！！
一個と言わず何個でも食べたくなる人気メニュー

クレソンとキノコのお浸し

冷たくてスッキリしたお浸しにちゅるりとした食感のなめこやクレソンの風味
優しく、じんわり染み渡ります。

からすみ餅

じっくり炙られた熱々のお餅の間に大きなからすみが挟み込まれてます
サッと炙られた海苔の風味と相まって、なんとも酒泥棒ですね。

てっさ

冬の味覚と言えば河豚　てっさです。
身は食感を楽しめるように薄々にはされてません
湯引きと一緒にぽん酢で楽しみます。

鰤大根

鰤大根と言っても煮つけではなくお刺身
鰤の身で大根おろしを巻いてあるんですよね～
プリプリの鰤と大根おろしがめちゃくちゃ良く合います。

ゴボウの天ぷら

極太のゴボウを時間をかけてじっくりとじっくりと揚げてます
衣はサクッとしていますが、中はホックホク！！
熱々をハフハフしながら食べるのが楽しみなんですよね～

海老芋の煮麺

筆者がお伺いした日は必ず何か麺のメニューを出して下さいます
この日は白味噌のお椀に海老芋が入った煮麺を

しっかりとおだしが効いていて、鰹節の風味がふわりと漂う
優しい甘さの白味噌とねっとりほっこりの海老芋に、つるりと喉越しの良い煮麵
お正月気分ですね！！

鮑の天ぷら

活け鮑を殻から外し、まるごと天ぷらにしてくれます
肝醤油とわさびで頂くんですが、柔らかくてめちゃくちゃ美味しい～

河豚の唐揚げ

じっくり揚げられて見事な茶褐色になった河豚
スパイスの効いたサクッとした衣の中はホロリと崩れる白身
これ食べる時ヒレ酒を頼んだら至福の組み合わせですよ～

ナマコ酢

コリコリの食感が癖になるナマコ
甘酸と大根おろしと柚子の風味が絶妙です。

マナガツオの煮付け

コトコトと炊かれて見事な照り具合の煮付け
そのまま食べても勿論すんごい美味しいんですが、後から出てくる秘密兵器とドッキングすると一段と楽しめます。

白米

みんな大好き白ごはん
土鍋でちょっと水分量多めに炊かれてしっとりしてます。
これに煮付け合わせて合わない訳が無いですよね～
ここから変化球が続きます。

たまごかけごはん

卵黄乗っけてくれます
お醤油をちょろっと垂らして、軽くサクッと混ぜて頂きましょう
間違いない美味しさ

みやカレー

食材をすりおろした様な、ちょっとペースト感のあるカレー
フルーティで辛さと言うより旨味が前面に出てます。
ちりめん山椒が極上のアクセントになってお腹膨れていても食べれちゃいます。

お料理に合わせてお酒も色々と頂きました。

ハイボール

田中六五

ヒレ酒

常山 超

ばくれん

店主の宮崎裕司さん
"お客さん"とは言わずに　兄さん、姉さんと気さくに話しかけてくれます
お料理の味は勿論の事ながら、人柄に惚れ込んで足繫く通われる方もおられます。

屋号に"食堂"が付くのは、1号店となる［食堂 おがわ］さんからの流れ
店主の小川さんの想いで、肩肘張らず料理を楽しんで欲しいとアラカルトで提供する為に名付けた事から始まりです。

2号店となるこちらでもしっかりと引き継がれてるんです。

機会に恵まれたら是非堪能しに行ってみて下さい

とってもとっても美味しかったです
ご馳走様でした。

《今回のお店》