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【宮城県 松島町】桜散る前に見に行こう!福浦島の満開桜と松島湾

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

急足でご紹介をしなければならないほど、日々変化をしている桜の状況。気温の上昇がハイスピードなので、桜だけでなく我々人間も衣替えが追いつかないほどだ。
さて桜だが、どうか皆さま'桜のカーペット(桜が散って地面が花びらだらけの状態)'となる前に、可憐な花を楽しんでいただきたい。
という訳で、この記事では宮城県松島町の福浦島(ふくうらしま)の桜の状況をご紹介!せっかくなので、文章よりも写真を多めに掲載。さあ、行ってみよう(※2023年4月6日時点の桜の状況です)

福浦島では、島内の「多目的広場」に桜が集中して咲いているので、まずはそこに向かって進もう。島には、上記写真のような案内看板が点在しているので、もしも迷ったらこの案内の矢印を頼りに歩こう。

多目的広場に向かう道はコンクリートではなく、'ふかふか'とした木のチップのような仕様の道。そのため、もしもお子様が転んでしまったとしても、そこまで大きな怪我にはならないとは思うが、凸凹もあるので基本的には注意しながら歩こう。

広場に到着すると、桜の木が公園の敷地を取り囲むようにして生育しているので、パアッと明るく華やかな雰囲気!そしていくつかのベンチもあるので、そこに腰かけて休むことも可能だ。

そして、かなり大きめの東屋(あづまや)が奥にあるのだが(写真向かって左側の建物)、老朽化でやや階段などが脆くなっている箇所があるので、もしも建物の中へ入る場合は足元の状態を確認しながら進むことをおすすめする。

広場は松島湾と面していて、写真向かって右側は小さな砂浜となっている。そのため、海と桜の両方の形式を同時に楽しむことができるのだ。砂浜には、小さなヤドカリやカニなどの海の生物に、時々野鳥などが遊びに来ているので、お好きな方は砂浜へ行ってみよう!

さあ!そして、ここには小さな桜のトンネルがあるので、下から見上げるようにして覗き込んでみよう。天気が良ければ青空に桜が映える写真が撮れるぞ。

ひとしきり桜を楽しんだ後は、広場を出てすぐの場所に「福浦島茶屋」があるので、そこでちょっとした甘味や、飲み物を飲んで一服をしよう。お茶屋さんの目印は、ソフトクリームの置物。

特におすすめの甘味は、大きな「焼きだんご」!平たく丸い餅が3つ、串に刺さっているのだが、全体は約15センチほどの長さ。表面には、たっぷりの甘辛い味噌ダレが塗られ、サッと表面を炙っているので、味噌の焼けた香りが際立ち、最高なのだ。お店のすぐ外で焼いているので、焼きたてで美味しい。

島の中を歩いていると、知らぬ間に結構な時間の経過と、距離を歩いていることに気づく。それを気づかせてくれるのが、腹時計という・・つまり'食の進み具合'だ。あっという間に焼きだんごを食べられた場合は、きっとたくさん歩いて、時間も経っている証拠だ。

さあ、桜がカーペットとなる前に、福浦島へ行ってみよう!
きっと桜を含めて、たくさんの自然と野鳥たちが待っているぞ。

名称:福浦島(ふくうらしま)
住所:宮城県宮城郡松島町松島仙随39-1
開放時間:8:00 - 17:00
営業時間:年中無休
※島内への入場はチケット購入が必要です(大人200円 / 小人100円 *2023年4月時点の料金)

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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