こんにちは、十三在住のライターです。

ハイアットリージェンシー大阪のレモンアフタヌーンティー&ブッフェの試食会に行ってきました！（現在予約受付中、開催は5/20（土）～）

ホテルのアフタヌーンティー＆ブッフェといえば、イチゴが人気ですが、私はレモンも好きです。

レモンは基本的には脇役のイメージ。レモンケーキはいつの間にか市民権を得ていますが、レモンが主役の生ケーキはどんなものなのか、ワクワクしながら向かいました。

以下、長い実食レポートになるので、アフタヌーンティー＆ブッフェの概要だけが気になる方は、一番最後をご覧ください！

開催場所は1Fのロビーラウンジ

大阪のベイエリア・中ふ頭にある「ハイアットリージェンシー大阪」。レモンのアフタヌーンティー＆ブッフェの会場は1階のロビーラウンジ。天井が高く、自然光たっぷりの気持ちよい空間です。

アフタヌーンティーのスタンド

今回のレモン アフタヌーンティー＆ブッフェは、レモンが主役というほかに、「3」にちなんだメニュー展開になっています。

めちゃくちゃ凝っていて、期待が高まります。

1段目のスイーツプレートは、シチリア、瀬戸内、和歌山の【3産地】のレモンが使われています。シェフいわく、シチリア産はまろやか、瀬戸内産はキリッとした酸味があり、和歌山産は香りがよいとのこと。

レモンを模ったレモンムースは、2種のレモンムースでレモンジュレをサンドした3層になっています。今回食べたレモンスイーツのなかで一番レモンらしい酸味があった気がします。

私の個人的優勝スイーツが、ぽってりとした雫型がかわいいレモンキャラメルタルト。レモンカスタードのタルトにキャラメルクリームを絞りメレンゲでコーティングされています。さわやかなレモンの酸味とキャラメルの香ばしさのハーモニーが新鮮で、後味もさっぱり！

レモンの白い花をイメージしたオープンスタイルのマカロンは、レモン風味のチーズクリーム、フレッシュオレンジのゼスト、オレンジコンフィを合わせたもの。レモンとオレンジ、異なる酸味をチーズクリームがやさしく包んでいました。

レモンジンジャートリュフチョコレートは、レモンとジンジャーの香るミルクチョコレートガナッシュをホワイトチョコでコーティングしたもの。口の中でゆっくり溶かしながらレモンとホワイトチョコレートのハーモニーを楽しみました。

2段目のセイボリープレートは蒸す、煮る、焼くの【3種の調理法】で作られています。舟形のキッシュにはほうれん草やチーズなどが入っていてレモン胡椒を効かせています。このキッシュの生地もカリッと固めで香ばしくておいしかったです。

長方形のものは、海老やホタテのテリーヌにコリアンダーソースを塗り、レモンラペをアクセントにしたもの。はっきり香るコリアンダーの中にレモンの香りがマッチしていました。海老やホタテの食感も良き。

おしゃれなゆでたまごは、白身の上にレモンオイルで香りづけしたマッシュポテトを詰めたもの。クリームのようになめらかなマッシュポテトにレモンが優しく香っていました。

グラスに入っているのはタンと野菜のゼリー寄せ。タンを煮込んで抽出した旨味エキスをゼリー状にしたもののなかに、やわらかいブロック状のタンが入っています。焼肉に行くとタンにレモン果汁をかけていただきますが、それの超おしゃれ版といった感じ。レモンが香る旨味の強いゼリーといっしょに食べるタン、格別でした。

3段目のスコーンプレートはレモン、甘夏みかん、柚子の【3種のシトラス】をブレンドしたジャムが添えられています。このシトラスジャムがとってもおいしかった！レモンと甘夏みかんをじっくり煮詰め、ゆずの皮で香りづけをしているそうです。

ふだんは正直、柑橘系のジャムは好まないけど、3種もの柑橘を使っているのに尖った酸味がなく、ジャム特有の歯にねっちり絡む甘さがなくて、上品なコンポートといった感じ。瓶詰にして販売して欲しい！

ブッフェの内容はこちら

長くてごめんなさい。まだまだ終わりません。

ブッフェ台にもレモンのスイーツ＆セイボリーがずらり並んでいます。グラスデザート、パフ、クッキー、フィンガーサンドウィッチのカテゴリーより、それぞれ3種のメニューを用意。【3種のフルーツ】を掛け合わせ、【3層】に仕上げ、クリーミー感・清涼感・果肉の【3つの食感】を愉しめるスイーツだそうです。

ここからの実食レポートは実際に食べたものだけになります。

レモン×メロン×杏仁豆腐は味の想像がつきませんでしたが、杏仁豆腐のミルキーな甘みがジュレ状になったやわらかいレモンとメロンを包み込み、すごく調和のとれた味。おいしかったのにうまく説明できなくて悔しい。

パフというカテゴリにあったのがこちら。

ひときわ目を引いた、細長いエクレアは中からマンゴーの果肉がたっぷり出てきて、まろやか甘いマンゴーにレモンの酸味が良く合っていました。

クッキーはこの3つ。お腹いっぱいでひとつも食べられず残念･･･。

フィンガーサンドウィッチは、自家製の酵母菌を使用した「イングリッシュマフィン」「ソフトブレッド」「ホワイトブレッド」の3種のブレッドに、夏野菜のカポナータやジャンボンブラン(ボイルハム)、鴨パストラミを様々なレモン香る味つけでサンドしたそうです。

アイスとシャーベットは、レモン／ ピーチヨーグルト ／ マンゴーココナッツ ／ アボカドライム ／ チョコレートの5種。コーン、トッピングにキャラメルソース、クランブル、ホワイトチョコレートチップが用意されていました。自分だけのミニパフェが作れます。

ウエルカムドリンクもろもろ

ウェルカムドリンクとしていただいたのは「モルゲンタウモヒート」。​高級紅茶ブランド・ロンネフェルトの「モルゲンタウ」のベースに、ミントシロップやフレッシュミントを加え、ライムを添えて仕上げた爽快な味わいのノンアルコールカクテルです。

ロンネフェルトのホームページによると「モルゲンタウ」は、「朝露」という意味で飲み口はとても繊細で高貴な香り。緑の茶葉の中に華やかなフランス産のバラの花びらが入っているそう。本国ドイツでは一番人気のオリエルタルなティーだそうですよ。

ドリンクゾーンのお気に入りはアイスレモネードコーヒー。アイスコーヒーにレモンをそのまま加えているのではなく、レモネードを加えているので、コーヒーの苦味、レモネードのシロップの甘味とレモンの酸味が絶妙に調和していて、ゴクゴク飲める爽やかさでした。

まとめ

総括するとレモンっていろんな素材と相性がいいんやなーという発見がありました。

シェフが「レモン縛りだからといって、似たような味にならないよう気をつけた」とおっしゃっていましたが、まさにその通りで、これだけレモン尽くしのアフタヌーンティー＆ブッフェなのに、食後はいっそうレモンが好きになっていました。

最後に場所のおさらいです。「ハイアットリージェンシー大阪」は、ニュートラム南港ポートタウン線「中ふ頭」駅より徒歩約3分、JR大阪駅からなら無料シャトルバスで約25分です。

レモン アフタヌーンティー＆ブッフェは5/20（土）にスタート。以降、土日のみの限定開催です。現在すでに予約受付中。以下、概要をまとめておくのでご参考に！