【足立区】意外と知らない?足立の地酒があったなんて。あだち菜や桜のお酒はグラスに注ぐと色も楽しめる♪
足立区にも地酒があることをご存じでしたか?
意外と知られていない(!?)かもしれない、あだちの地酒を求めて千住中居町にある『成田酒店』に行って来ました。
北千住駅西口から歩いて10分余り、北千住駅前通りを進み日光街道を渡ってしばらく歩くと、のぼりが見えました。
その、のぼりが立つ路地を奥に入ると『成田酒店』に到着です。
店先には、「千住名物 やっちゃ場 千住ねぎ焼酎」の看板が。これです!これを求めてやって来ました!
千住ブランドの地酒が並ぶ
お店に入り、足立区の地酒があるかを聞くと、店主さんが地酒の棚に案内してくださいました。
ありました!「千住ねぎ焼酎 やっちゃ場」です。「やっちゃ場」とは、青果市場のにぎわいを表す言葉からきています。
千住葱を素材にした米焼酎で、度数が20度・25度・30度とありました。
蔵元の水(仕込み水)で薄めているので、ロックで飲む方は20度、ソーダや水で割る方は25度以上を選ぶとよいそうです。度数が高くなるほど、価格も上がります。
他にも、地元の方ならお馴染みの橋が商品名になっているお酒が並びます。
- 「千住汐入大橋」 特別本醸造 (1273円税込)
- 「千住大橋」 特別純米 (1579円税込)
- 「千住新橋」 純米吟醸 (1834円税込)
それぞれのボトルのラベルには、「足立の橋シリーズ」として橋の歴史や説明が書かれています。
身近な橋ですが、案外知らなかった情報を発見できるかもしれません!
これらの地酒は、地元の酒屋さんが作る「酒千会」が開発した商品とのお話です。「酒千会」の酒屋さんでも、地酒を扱っているそうですよ。
今では6軒と少なくなってしまったようですが、これからも足立を盛り上げるために、頑張って欲しいです!
あだちブランドの発泡酒も2種類あります
他にも、こんなお酒があると教えていただきました!
あだちブランドの発泡酒で、こちらの『成田酒店』のみで販売しています。
「あだち菜のお酒 緑でござる」と、「あだち桜物語」は『成田酒店』のみで購入可能とは知らずに訪れたので、ラッキーでした♪
グラスに注いでお酒の色を楽しもう♪
「あだち菜のお酒 緑でござる」は、あだち菜がたっぷり加えられているので、ほんのり緑色。
青汁を思い起こさせる色ですが、味は特に苦すぎず、程よい苦みと爽快感があります。
小松菜感はあまり残っていません。想像以上に飲みやすいです!
美味しい飲み方がラベルに記載されています。
無濾過仕上げなので、瓶を優しく転がして沈殿した酵母を均一に混ぜて飲むといいそうですよ。
「あだち桜物語」をグラスに注ぐと、ほんのりと桜色です。
瓶には“日米桜交流「里帰り桜花エキス」使用”と書いてありました。
自宅でも、桜の風味を感じながらお酒を楽しめるので、夜桜の下でお酒を飲めない昨今では嬉しいですね。
地酒や地ビールが人気となっている中、知る人ぞ知る地元、足立のお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか?