【5円でパンクが直せる!?】自転車の空気がゆっくり抜けるならソレ「虫ゴム」が原因かもしれません
自転車の空気を入れても、数日間で空気が減ってしまう。そんな症状を経験したことをはないでしょうか? ゆっくりゆっくり空気が抜けるのであればそれはチューブのパンクではなくて「虫ゴム」の劣化が原因であることが多いようです。今回はシティサイクルなどに多く採用される英式バルブの虫ゴム交換をしたので皆様にシェアしたいと思います
「自転車の空気が抜けるから直してほしい」と、妻からのオーダーが入りました
妻愛用のママチャリ
確かに後輪の空気が抜けてしまっています
話を聞いてみると
空気を入れても何日間か経つと減ってしまうんだそうな
タイヤの空気が抜けてしまうと「パンクか!?」と思ってしまうところですが、 チューブに穴が開いていた場合、 空気を入れた橋からシューシューと音を立てて抜けていくか、1時間と経たずに空気が抜けてしまうのがほとんどです
早くて2~3日、一週間ぐらいかけて空気が抜けるのであればほぼ間違いなく虫ゴムが原因と思われます
「虫」とは、シティサイクルなどに多く採用される英式バルブ(イングリッシュバルブ)のプランジャーのことで、いわゆる「虫ゴム」と呼ばれる細いゴムチューブを装着することによって空気逆流防止弁の役割を果たしています
チューブの空気入れのところの
キャップを取り外すと
簡単に引っこ抜くことができます
見てみると案の定ゴムに亀裂が入っていて、空気逆流防止弁の 役割を果たしていない状態になっていました
この虫ゴムは定期的に交換が必要な消耗品で1年毎の交換サイクルがおすすめです
交換自体は簡単なので、外した時に切れていなかったとしてもついでなので交換しちゃうのがいいでしょう
虫ゴムは短くカットされたものや、パンク修理剤とセットで売っているものもありますし、100円ショップにも売っていますが、私はホームセンターで1 M の長いものを買ってきて、 ハサミでカットしながら使っています
プランジャーの先端が隠れるぐらいの長さにカットして、 プランジャーを水で濡らすか唾液などで湿らせて虫ゴムを被せて行きます
ちょっとコツが要りますが、そんなに力が入るものでもないので比較的簡単にかぶせることができると思います
虫ゴムを交換したらバルブに差し込んで
元通り組み立てて
空気を入れれば OK!!
この虫ゴムは1メートルのものでも250円くらいで売っているので、1回の修理で2センチ 使ったとしても、 50回は修理できる計算になります
だとすると、1回の修理コストはたったの5円!! 難しい作業ではないので是非ご自身でトライしてみてください♪
この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。
今回もご視聴ありがとうございました~!