【京都市】右京区 源義経の「かどで地蔵尊」『願王寺』で牛若丸が祈願?!
時代劇の映画やドラマの撮影で頻繁に使われるロケ地の一つである『妙心寺』。「高津商会」の所有するビルに近いこともあり、本社からそちらに向かうときに使う道の一つにひっそりとあるのが源義経(牛若丸)の「かどで地蔵尊」の石標です。
義経が奥州に旅立ったことに関連する場所としては首途(かどで)八幡宮が有名ですが、こちらにも立ち寄ったとか…
その時の義経は、「平家打倒」を胸に秘め、「鞍馬山」より橘次(さつじ)末春(金売吉次、吉次信高)に従い、首途八幡宮に祈願してから、奥州平泉の藤原秀衡のもとに赴いたと言われています。
その義経が幼少期、まだ「牛若丸」と呼ばれていたときに、吉次の別宅がこの地にあったと言われています。
「願王寺」の駒札によると…
本当に小さな路地を入っていきます。人が住んでいる生活感のある路地の奥に、「願王寺」がありました。
いまでも、とっても大切にされているお寺さんだとわかります。ちょうど近くを通りかかった方に話を伺うと「願王寺」がなかなか見つからなくて、この辺りをうろうろしている方も多いとか。
また、近くに「牛若丸首途乃井碑」がある、とありました。少し探してみます。
ありました〜!静かに、その石柱は教えてくれてました。
「願王寺」の石柱より少し東へ移動したところにありました。
旅立つ際にこの井水を汲んで別れを惜しんだという伝承があるそうですよ。
願王寺(がんおうじ)
■ 住所:京都市右京区花園木辻南町22