岸和田ビールお披露目会「岸和田から世界へ!」鏡板国内シェア50%の鉄工所の絶品クラフトビール
5月23日、大阪・岸和田市で新しい地ビールのお披露目会が行われました。鏡板(かがみいた)で国内シェア50%以上を誇る株式会社北海鉄工所がなぜクラフトビール造りにチャレンジするのか、参加し理解しました。飲んだことないほど清々しいクラフトビールを紹介します。
株式会社 北海鉄工所
鏡板で国内シェア50%以上の確かな技術
「鏡板」とは、幅広く平らな板で壁や天井に張る一枚板ですが、こちらの鉄工所の製品はプラントや圧力容器の端面に使用される放物線曲線で鏡餅の形状に似た特殊形状部材。その鏡板で国内シェア50%を製造する確かな技術を誇る会社です。また神戸・新長田にある等身大の鉄人28号を製作したことでも有名になりました。
ビール製造所であるリンカイベース・アンド・ラボには、インパクトたっぷりなイラストが描かれ、気軽に購入できる販売所も併設されています。
シンガーソングライター 作人 さんもお披露目会に参加しました。
岸和田地ビールお披露目会
なぜ鉄工所がビール造りを?
6月から「岸和田ビール」として本格的な販売を開始することに先駆け、5月23日、大阪・岸和田市のこちらのラボでお披露目会が行われました。
お披露目会には、社長と親しいという元プロボクサー、WBC3階級世界チャンピオンの長谷川穂積さんもお祝いに駆けつけました。
もともとこちらの鉄工所では、有名なビールメーカーにも鏡板を供給しており、自分たちの手でビール醸造する装置、ビールタンクは造ることができると思いついたそう。
コロナの影響で、自宅でお酒を飲む機会が増え、ビールもいろんな種類を楽しむようになったことで「地ビール」市場は年々、拡大傾向にあります。そこで地ビールをつくることで地元・岸和田の役に立てたらという想いも強くなり、今回、それが形となってお披露目されました。社長、長谷川穂積氏が「岸和田から世界へ!」と熱い想いに声を揃えました。
醸造所は近未来空間!
醸造所をみせていただき、なるほどこれが鏡板の技術か、、、と納得しました。美しい鏡のような材質で作られたタンクの並ぶ光景はまるで近未来。鏡板の球を作る技術がタンク作るのにいきたとのこと。まさに企業発の街の活性化活動に、岸和田の人たちも、ビール好きもわくわくしているに違いありません。
鉄工所が造るクラフトビール3種類
白鐵 Shirogane
岸和田ビール 白鐵。軽やかなのどごしのエールタイプ。
ホップが苦手でビールが得意でないでも、何杯でもおかわりしたくなる絶妙なホップの配合を施した味わいと飲みやすさが特徴。コロナビールのように夏の暑い日にライムを添えて飲みたい!
■スタイル:ライトエール
■アルコール度数:5%
■価格:白鐵ビール 6本セット 3,960円(税込)
鐵工 Tekko
岸和田ビール 鐵工。小麦麦芽を50%以上使することで、通常のエールタイプよりも、さらに、柔らかな飲みやすい当たりのビールです。本当美味しい!軽やかなのに深みがあります。
カスケードホップとシムコーホップという華やかな柑橘系の香りのホップを使用することで、さわやかなのどごしが特徴です。
岸和田ビール 鐵工
■スタイル:小麦エール
■アルコール度数:5%
■価格:鐵ビール 6本セット 3,960円(税込)
黒鐵 Kurogane
岸和田ビール 黒鐵
ローストモルトとカラメルモルトをブレンドしローストした麦芽の香ばしい風味とコクのある味わいが特徴の黒ビール。重すぎずカラメルの甘味を感じる飲みやすさで、黒ビールが苦手な人にもおすすめの味わいです。
岸和田ビール 黒鐵
■スタイル:ブラウンポーター
■アルコール度数:5%
■価格:黒鐵ビール 6本セット 3,960円(税込)
お取り寄せはこちら
私たちはこちらのビールを、岸和田城目の前、広大な日本庭園をもつ素敵な日本料理店『五風荘』で頂きましたので、こちらもレポートします。
株式会社北海鉄工所・クラフトビール室
HP