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【京都市】右京区 嵐山・嵯峨野『落柿舎』で幽玄な世界を♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の人気観光地である嵐山・嵯峨野エリアは、町歩きしているだけでホッコリします!

その中でも、田園の中にある『落柿舎』は嵯峨野にある草庵で、外から見ているだけで幽玄な世界へと導いてくれます。

私が伺ったときは、ちょうどライトアップが行われていたときで、夜にみると違った魅力があふれていました。

松尾芭蕉の弟子・向井去来の別荘として使用されていた場所として知られる『落柿舎』ですが、松尾芭蕉自身も滞在したことがある場所です。

建物の中には時代劇などで見れる「高津商会」の小道具みたいなものが沢山あり、親近感がでました!昔ながらの雰囲気がそのままにされています。

草庵とはいえ、生活感がありますね。 俳諧の古今集といわれる『猿蓑』の編者としても有名な、向井去来。嵯峨野には、彼のお墓もあり伝説が残されています。

松尾芭蕉は、ここに滞在しながら「嵯峨日記」を執筆しました。

この庭に座りながら思いにふけったのでしょうか…茅葺屋根に、モミジの季節はとっても映えます!

昼に訪れる「落柿舎」では、そこにある詳細が見えるので、日本文学において大切な場所だとあらためて確認できます。

嵯峨野を探索するときは、ぜひともご訪問ください♪

『落柿舎』

住所:京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20

TEL:075-881-1953

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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