（YouTubeへのリンクです）→ 【ヤマハ パッソル】走行中にウィンカーレンズが脱落！するトラブルを解決してみます♪≪隣のパッソル君②≫ 旧車スクーター☆ぷちレストア

皆さんこんにちは！ＤＩＹ道楽のテツです。
ただいま、ヤマハ ＤＴ５０（初期型？）をレストアしております。

落っこちるウィンカー？どれだけ緩いの？

走行中に落っこちる？そんなことがあるのかしらん？　と、疑ってみたものの、実際にパッソル君のウィンカーレンズに触れてびっくり。

ちょっと触ったら本当に「ポロリ」とはずれてしまいました･･･　ええぇ？マジかい!?　そりゃ、こんなに緩かったら走行中に落っこちるよね～！

◆どうやらこのゴムの劣化（硬化）が原因か？？

でも、いくら旧車とはいえ発売当初からウィンカーレンズが落っこちてたわけじゃないでしょ？

そんなわけで原因を調べてみると、そもそも構造的にボルトやねじによる固定ではなくて、ウィンカーレンズ自体にらせん状の溝がきってあって、ウィンカー本体にある凸に引っかかるカタチで、ねじ込み式になってる模様。

で、ねじこんだ時に何かしらの抵抗（ゴムの摩擦）があってはじめて固定されるのだけど、このゴムの経年劣化による硬化が原因で、ウィンカーレンズが保持されなくなってるんですね～･･･

◆てことで「リプロ品」を買ってみた！

劣化してるなら交換すればよし！と言えるのは、まだ年式が新しいバイクだからいえること。このパッソル君くらい古くなると、こういった細かい部品がもう手に入りません。ついでに言うと、頼みの綱のパーツリストも手に入らないで、試しに「パッソル　ウィンカー　パッキン」で調べてみたら･･･　

おお！　あるではないですか！？　『パッソル用 リプロ ウィンカーＯリング』となっ！！

・・・

「リプロ」ってなんぞや？？･･･？

無知な自分は一瞬かたまりましたが、どうやらリプロとは、Reproduction（リプロダクション）の略だそうで。つまりは、メーカーで廃盤になった部品を一般のメーカーや有志が新たに作り直して販売している品物のことのようです。

それはありがたい･･･！地獄に仏とはまさにこのこと！

てことで、これが件の「パッソル用 リプロ ウィンカーＯリング」

Ｏリング、４個入りで￥1,600。正直、チクリとくるお値段だけど、背に腹は代えられまっせん。手に入るだけ有難いっ！！

◆Ｏリングの威力がスゴすぎる･･･！

交換はいたって簡単。Ｏリングなので、ウィンカーレンズにそのままはめ込んでやればＯＫです。純正のＹ字型のゴムが残っている場合、かなり硬化していてそのままだと取り外しが難しいですが、無理にコジるとウィンカーレンズのほうが割れる危険があるので、ドライヤーやお湯で温めてやったほうが簡単に取れると思います。

てことで、Ｏリングを入れたウィンカーレンズをはめ込んでみると･･･

おお！

違いがわかります。

ウィンカー本体にねじ込む段階ですでに「ギュギュっ」とした抵抗感があって、Ｏリング無しでは1/16回転くらいしか締め込めなかったのが、１/４回転くらい締めこむことができます。最後のほうはかなりチカラを要するのでかなりの抵抗感。

これだけ締まってくれれば、走行中に落っこちることはもうないでしょう～！！！　ありがとう！リプロウィンカーレンズＯ-リング！！

◆【後半】オーナーさんからのパッソル君ぷちレストアお品書き

というわけで、今回はウインカーレンズが落っこちるというトラブルを解決いたしました

だけど、これはほんの序の口

むしろパッソル君のプチレストアはこれから始まります

まずはバックミラー

そしてステップのマット

ハンドルのグリップ

シートの表皮

すっかりくすんでしまった白い部品達を真っ白に戻したいのですが、果たしてこれらの部品を手に入れることができるでしょうか？？

そして、もっと難易度が高そうなのがこちら→ エンジンのインナーパーツ

シリンダーのガスケットやピストン、そしてピストンリングやピストンピン

これらはエンジンパーツの流用も含めて色々探していきたいと思います～！！

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