【福山市】ゆったりとした時間もごちそう。森林珈琲へ行ってきました
いろいろな人からその名を聞くのにもかかわらず、なかなか訪れる機会がなかった森林珈琲へ、先日ようやく行ってきました。
誰かに伝えたくなる、ゆったりと豊かな時間が流れていました。
森林珈琲があるのは福山市山野町。福山市の最北端の町で、井原市や神石高原町と隣接しています。福山駅からは車で30分以上、場合によっては1時間近くかかりますが、緑の中のドライブもここちよいのです。
森林珈琲に到着!赤い車が目印です。向かって左にある建物が駐車場になっています。
絵本の世界に入っていくような気分を感じながら、ドアを開けました。
まず目に飛び込んできたのは、ケーキのケースと黒板です。
どれもおいしそう!
テーブルにメニューが置かれています。
コロンビアとチーズケーキをお願いしました。
こちらの建物は、森林組合の事務所として使われていたものをリノベーションしたのだそうです。店内の家具や建具などを眺めていると、懐かしい気分になってきます。
店内のあちこちに本が置かれています。読みながら珈琲を待ちましょう。
珈琲が運ばれてきました。
良い香り。飲んでしまうのがもったいなくて、しばらく香りだけを楽しみました。
レモンを使ったチーズケーキには、生クリームとぶどうが添えられています。
記憶の中から取り出したような、しっとりしたチーズケーキです。食べたかったのはこういうチーズケーキだったんだと、なんだか目の奥がじんとしました。
ちなみに、お店の一番人気はあんこなのだとか。
10月から登場する「玄米餅のあんこのせ」や、あんこを挟んだ「シフォンサンド」がおすすめと聞いて、次の機会にはそれをいただこうと決めました。
(なお、黒板にあった「抹茶くずプリン」は9月末までのメニューです)
常連さんが多い森林珈琲。店主のおかだようこさんとお客さんのお話がはずんでいます。
森林珈琲の魅力は、珈琲やスイーツだけではありませんでした。
「回転率は悪いですよ(笑)。数人で来られる方もいらっしゃいますし、ひとりで来られる方も多いですね。サイクリングやドライブの途中に立ち寄ってくださる方や、おしゃべりをしに1か月に何度も来てくださる方、いろいろな方とこうしてお話できるのが楽しいんです」とようこさん。
山野町の豊かな自然とゆったりとした時間を味わいに、森林珈琲を訪れてみませんか。