【ベアリングの寿命を大幅にアップする方法】ベアリングをキレイに洗浄して高性能グリスを入れちゃいます
【まったりお届け!基本メンテナンスシリーズ】今回は「ベアリングのグリス入れ替え」です。ホイールベアリングの内部に、埃や砂、そしてベアリングの摩耗でうまれた細かい鉄粉などが入っていると、動きが悪くなるだけでなく、さらなる摩耗の原因にもなるので、洗浄してグリスを入れ替えてやることによって寿命と伸ばすことができます!
(YouTubeへのリンクです)→ 【ホイールベアリングのグリス入れ替え】ベアリングをキレイに洗浄して高性能グリス≪LSベルハンマー≫を入れちゃいます!
今回はベアリングの寿命を大幅にアップさせる方法として、ベアリング内部の洗浄とグリスクリスの入れ替えを行なっていきます
◎今回の作業のお品書き
・まずはゴムシールの取り外し
・古いグリスを溶かして洗っちゃいます
・超音波洗浄機で見えない奥の奥まで洗浄
・高性能グリスを入れ替えます
今回はオートバイのホイールベアリングの洗浄とグリス入れ替えを行います。ベアリングの性能が向上して、かなりメンテナンスフリー化が進んでるとはいえ、やはり性能を維持しようとすると、メンテナンスが必要になってきます
ベアリングは時間が経つとホコリやゴミが入ってしまってどんどんと動きが悪くなっていきます。
シーリングされているベアリングでも、古いグリスが劣化して抵抗になってしまったり、回転するたびに少しずつ削れていったベアリングの鉄粉が内部に溜まってしまって、それがやす安売りのような役割を果たしてベアリングをさらに削る原因になってしまったりもします
そんなわけで、今回もメンテナンス行ってみましょう!!
チャプター①オイルシールの取り外し
(↑YouTube動画へのチャプターリンクです)
今回はゴムシールのベアリングを掃除するので、まずはオイルシールを外していきます
ちなみに金属シールのベアリングのリーディングも外すことはできますがそれはちょっとややこしいので、今回は割愛(^^;)
ゴムシールならば、先の尖ったもので簡単に外すことができます。ただし、再利用が前提なので傷つけないように要注意!!
チャプター②まずは潤滑剤とパーツクリーナーで洗浄
(↑YouTube動画へのチャプターリンクです)
外側から新しいグリスを入れても、結局あまり効果が望めないので、やはり古いグリスを綺麗に洗い流されなければなりません
灯油などを使うのが一番強力なのですが後始末が大変なので、今回は潤滑スプレーを使ってみました
潤滑剤をスプレーして古歯ブラシでこすってやって、パーツクリーナーで洗い流せばかなりのレベルで綺麗にすることができます
チャプター③超音波洗浄を使って奥の奥まで汚れを落とし
(↑YouTube動画へのチャプターリンクです)
パーツクリーナーと圧縮エアで吹き飛ばせばかなり綺麗になるのですが、今回は更にもう一歩踏み込んだ、洗浄をしてみましょう
ここで登場するのが超音波洗浄機
これに油に特化した洗剤を入れて、超音波洗浄で見えないトコロ、奥のまた奥の汚れを溶かしていきます
一見綺麗になっていたベアリングも… どんどん湧いて出てくる汚れに、私も唖然としてしまいました
(やっぱ奥の方って汚れてるのね~!!)
チャプター④グリスを入れ替えてシールを元に戻せば完成!!
(↑YouTube動画へのチャプターリンクです)
超音波洗浄、すげ~!!
すっきり汚れを落としたところで、新しいグリスを入れてきます!
アレアグリスなどを使うのが一般的なのですが、今回はちょっと贅沢をして高級グリスを入れていきます
指や手のひら、またはヘラなどで押し込むようにグリスを入れていって
反対側からグリスがハミ出てくるくらい入ればOK!
そして、ベアリング復活!!\\ ٩( 'ω' )و //
分解するたび新品ベアリングを入れるブルジョアな生活が理想的ではあるのですが、まだまだガタツキがないものや、せっかくアタリが出たベアリングを捨てるのはあまりにももったいない(゚д゚lll)
ちょっとでも動きが鈍くなってきたなと思ったら、古いグリスを洗い流して新しいグリスを入れてやることで、ベアリングの寿命を大幅に伸ばすことができます
よろしかったら皆さんもチャレンジしてみてくださいね、今回もご視聴ありがとうございます!
(YouTubeへのリンクです)→ 【ホイールベアリングのグリス入れ替え】ベアリングをキレイに洗浄して高性能グリス≪LSベルハンマー≫を入れちゃいます!