うな丼なのにうなぎが入っていない!日清「謎うなぎ丼」を実食レビュー
2024年7月15日に日清食品は「謎うなぎ丼」369円(税抜)を新発売。
「日清のカップメシ」シリーズといえばカレーメシをはじめとして、何品も発売されていて、好評の商品を数多く生み出しています。筆者も謎肉丼を食べたことありますが、チープな味わいが癖になりましたね。
今回発売した「謎うなぎ丼」の特徴といえば、うな丼のくせにうなぎ不使用な点です。
謎うなぎ丼は謎肉と同じく大豆たんぱく加工技術でうなぎの食感や見た目を追求した商品。大豆加工食品でどこまでうなぎを再現しているのか気になるところです。
1食(100g)当たり387kcal。たんぱく質9.1g・脂質6.7g・炭水化物72.6g・食塩相当量3.1g。
原材料にはライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、味付けの素(砂糖、豚脂、粉末しょうゆ、しょうゆ、でん粉、植物油脂、小麦粉、鯛調味料、酵母エキス、たん白加水分解物、食塩、山椒)、大豆たん白加工品(粒状大豆たん白、植物油脂、粉末状大豆たん白、みりん、しょうゆ、その他)などが使用されています。うなぎは本当に使っていません。
つくり方は熱湯を注ぐ前に、横に振り熱湯を注ぐだけです。
蓋の上には甘辛たれ。
湯戻し時間は5分です。乾燥状態の謎うなぎは油揚げのような見た目です。
完成品はこちら。香りはうなぎ丼。保存食のような見た目で、あまりおいしそうには見えません…
食べてみると想像以上にうなぎ丼の味が再現されていて、思っているよりおいしいです。蒲焼のたれご飯はいいですね。
食べ進めていくと、ご飯が水分を吸収していき、さらに美味しさが増しました。謎うなぎも数も多いです。水分を吸った方がおいしかったので、少し時間を置くか、ゆっくり食べることがおすすめ。
謎うなぎはうなぎとは食感や味は異なりますが、これはこれでたれを吸い込み美味しいです。結構柔らかく、ふわっとしているのが特徴です。不思議な食感ですが、たれとの相性はよくおすすめです。
うなぎを使っていない時点で味についてはあまり期待していませんでしたが、いい意味で期待を裏切りました。本格的なうなぎ丼を食べたい人には物足りないかもしれませんが、風味だけ食べたいのであれば十分楽しめる一品です。ごちそうさまでした。