生徒さんが思わずやってしまう英語の間違い。【中学のときは英語が好きでした】
つぎの日本文を英語にしてみてください。
中学のときは英語が好きでした。
難しい表現はありませんね。
この日本語を英語にするとき、なにを主語にすべきでしょう?
はっきりと主語は書いていませんが、この文章から「私が中学のとき」というのはすぐわかりますね。
この英文はどうでしょう?
When I was a junior high school, I Iiked English.
このまま訳すと、「私が中学だったとき、英語が好きでした」となり、正解のように思いますよね?
でも、よ~く見てみてください。
どこかがおかしいのです。
間違いを発見できましたか?
When I was a junior high school の意味を写真で表すと、こんな感じです。
はい、つまり校舎そのものになります。
When I was a junior high school, I Iiked English.
という表現ですと、「私が中学の校舎だったとき、英語が好きでした」という意味になってしまいます。
正しい英語にすると
自分は校舎ではありませんよね?
「私が中学の時」とは、「中学生だったとき」ということです。
ですので、
When I was a junior high school student, I Iiked English.
このように、student を追加する必要があります。
ほかの方法はどうでしょう?
When I was a junior high school , I Iiked English.の junior high school を残したままだと何を追加したらいいでしょうか?
答は
When I was in junior high school , I Iiked English.
in を追加するだけです。この場合、冠詞の a は外します。
まとめ
「中学のとき」を直訳して、When I was a junior high school, としてしまうと、自分が中学の校舎だったときという意味になってしまいます。
中学と言っても建物ではなく、中学生だったときという意味です。
日本語の意味をよ~く考えてから英語にしましょう。