【京都市】左京区 800年前から大原の「勝林院」門前にある「法然上人の腰掛石」とは!
「京都〜大原〜三千院〜♪」という歌を知っていますか?その昔、流行った曲だそうです。
観光客だけでなく京都の人にも癒されると人気がある大原。ふらりと歩いていると、「勝林院」の門前にある石が気になりました。
「大原問答」で知られる「勝林院」さんは、『声明の発祥地』として知られています。
「勝林院」さんには何度も訪問させてもらってますが、この石の存在に気がついたのは初めて!
「法然上人」が「勝林院」の本尊を参拝の時、この石に腰掛けて休んだという伝説の石だそうです。
歴史に詳しい方に話を聞くと、1186年に法然上人は天台宗の顕真の招かれ、「勝林院」で多くの高僧たちを相手に浄土宗義について問答を行ったそう。
それ以後も何度も比叡山から下山して「勝林院」で問答を行っていたそうですよ。
江戸時代の観光ガイドとして知られる「拾遺都名所図会」にも、大原観光の見どころとして「法然上人 腰掛石」がしっかりと記されていると説明を聞きました。
法然上人が訪れていたと伝わる800年以上も前から存在する石だと思うと感慨深いですね。
とっても長い歴史を感じさせてくれます。
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法然上人 腰掛石
京都市左京区大原勝林院町187