ワンオペでお出かけするときのコツ4つ「現役保育士がやってる」物につかまる練習もする
現役の保育士(幼保英検1級)です。
ワンオペで子育てするときに大変なことのひとつがお出かけです。
保育園でも毎日外遊びやお散歩に出かけます。
このときに注意していることや家庭でのお出かけでも活かせるプチノウハウを4つ紹介します。
物につかまる練習をする
お出かけの時は子どもと手をつないで歩きます。
保育園での散歩でも同様に、保育士またはお友達の手、またはお散歩ロープなどにつかまって歩くことを徹底します。
練習の順番は、園児3名につき保育士が1人配置できる0歳児クラスのうちに、保育士と手をつないで歩く練習をしておきます。
1歳児クラスになると、保育士1人で6人全員の手をつなぐことは不可能なので、数名ずつ保育士のリュックや散歩カート、お散歩ロープなど物につかまって歩く練習をします。
歩き方が上手になったら、お友達同士で手をつないで歩く練習をしますよ。
ワンオペの場合はどうしても、常時子どもと手をつなぐことが難しい場面が出てきます。
親がどうしても手を離さなくてはならないときのために、つかまっておく場所を決めておき、必ず何かにつかまっておけるように練習することをおすすめしますよ。
持ち物はいつも同じ
保育園でお散歩に行くときの持ち物やリュックはいつも同じです。
置き場所も一定です。
持っていく物も必要最低限です。
リュックの中をゴソゴソと探している時間はわずかでも、子どもから目を離していることになりますからね。
リュックから物を取り出す時間は可能最短にしたいのです。
便利な子育てグッズがいろいろとありますが、代用できるものは代用して、お出かけ時の荷物、特に量より品数を減らすことをおすすめしますよ。
行先を限定する
保育園では毎日外遊びや散歩に行きますが、行先がバリエーションに富んでいるかと言えば、そうでもないのが本当のところです。
行先が変われば注意するポイントも変わります。
安全にお出かけするためにルート設定には細心の注意を払っていますよ。
お出かけの行先が同じでも、お花が咲いていたり、葉っぱが散ったりと季節の変化があり、子どもたちには毎日が新しい場所に見えるようです。
子どものために行先を毎日変えないといけないのかなと思っているのなら、心配無用です。
人に頼る
頼る人がいないからワンオペに陥っているわけですが、あの手この手で自分以外の誰かがいる状況を作ってもらいたいと願っています。
保育所設置基準では、0歳児なら保育士1人で3名、1歳児なら保育士1人で6名を同時に保育してもよいことになっていますが、お出かけは園児の数がたとえ1人でも必ず複数人の保育士が同行します。
(※お出かけ時の保育士同行人数は保育園により異なります)
お出かけとなると、外的要因により1人では対処しようがないことも発生する可能性があります。
家族以外の人に頼る方法はいくつかありますが、ベビーシッターなどを利用する他、行先を子育て支援センター(支援室)にして、支援センターにいる保育士を頼るのも一案です。
その他、ファミリーサポートやママ友に頼ることも可能でしょう。
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まとめ
ワンオペでお出かけするときに活かせるプチノウハウを4つ紹介してきました。
危険を伴うこともあり、保育園では保育士1名だけでお出かけに連れていくことは基本的にしません。
それくらい、ワンオペでのお出かけは大変なことです。
無理は禁物ですよ。
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