【座間市】「輝龍」の字を纏い大空舞う100畳の大凧 会場は拍手や歓声に包まれた感動の大凧まつりでした
2024年5月4日〜5月5日は座架依(ざかえ)橋上流の相模川グラウンドで200年以上続く座間市の伝統文化である座間の大凧まつりが開催されました。なんと100畳の大凧が掲揚されるとのことで、初めてのお祭り参加に期待し会場へ向かいました。
初日は会場まで小田急小田原線相武台前駅から出ているシャトルバスを利用して会場まで行くことに。お昼頃にシャトルバス乗り場へ行くとバス待ちの行列が! 3台目のバスでやっと乗ることができましたよ。
4日の座間市は気温が27度まで上昇し日差しも強く暑い! 空は青空が広がり大凧が映えそうなお天気です。手前には中凧が、奥の方には大凧が横たわっているのがわかりますでしょうか。さすが畳100畳の大きさ! 遠くに離れていても大凧の迫力が伝わってきます。
会場にはフリーマーケット、屋台、座間市商店街の出店ブース、わんぱく相撲など色々なイベントが企画されており大賑わいです。まずは屋台で腹ごしらえ! 広島焼き、焼きそば、唐揚げ、かき氷とみなさん美味しそうに食べていまいたよ。最終日に行かれる方は、ぜひレジャーシートをお持ちいただいた方が、凧を見るにも食事をするにも良いかもしれません。
かなり日差しも強く、日陰を求め木陰で休憩し食事をされている方が多かったです。日傘や帽子、水分補給などの暑さ対策は必要ですね。
座間市の市花であるひまわりを使用した特産品のひまわり焼酎も売っていましたよ。
鮎の塩焼きも美味しそうにこんがりと焼けています。
午後2時30分〜45分頃に大凧掲揚を行う予定との場内放送が入り、多くの人がグラウンドの方に移動。当たり前のことですが、すぐに凧が掲揚される訳ではありません。細かい風の向きや動きを見て、都度こまめに凧の向き、引き手の立ち位置、立つ向きなどの調整が行われます。長きに渡り受け継がれてきた伝統には、風を読み凧をあげる技術もあるんですね。
こちらは風が吹き掲揚される直前の様子です。「輝龍(こうりゅう)」と書かれているのが見えます。市民から募集し決定した文字が大凧に書かれているんですよ。
素晴らしい! 大空に「輝龍」の文字が! 着地しそうになっても引き手達が掛け声と風に合わせて手綱を引き、また大空へ。こども達も一生懸命に「頑張れ〜」と叫んでいます。
今回の掲揚はおおよそ100メートル、時間は公式記録で4分8秒とのことです。着地した瞬間の引き手達の万歳の掛け声と観客の拍手、歓声に会場は包まれ大盛り上がりです。
こちらは1回目大凧掲揚の様子です。
大凧まつりは本日(5月5日)が最終日となります。最終日には15時30分から大凧お焚き上げも予定されています。お近くへお越しの際は座間の伝統行事「大凧まつり」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。