ガーデニング【オススメ5選】晩秋まで楽しめる一年草|楽しみ方
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/top_1628923638438.jpeg?exp=10800)
まだ暑い日が続きますが、もう少しで秋かなと思えるようになりました。
今回は、暑い今から晩秋まで楽しめる、おすすめの一年草と楽しみ方をご紹介します。
1.晩秋まで長く楽しめるケイトウ(セロシア)
鶏のトサカに似ているのが鶏頭(ケイトウ)、
今回おススメするのは、同じヒユ科の
セロシアです。
夏の暑さにも強く、育てやすく
ガーデニング初心者にもおすすめです。
地面に植える場合は、あまり肥えていない場所でもよく
水やり頻度も少なくてよい植物です。
園芸品種の種類が多いので、楽しく選べますし
明るい室内でも育てられるそうなので
多くの方に楽しんでいただけそうな植物です。
![昨年の秋 セロシア2種](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1628925242504.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
セロシアを翌年も楽しむ
昨年購入したセロシア、花後、種を採りました。
花が終わった(か、どうかは見た目ではわかりにくい)頃
切って振ってみたところ、黒い粒が出てきました。
セロシアの種を保管し、今年6月に撒きました。
成長ぶりは画像でご覧ください。
とにかくどんどん成長します。
![左)こぼれ種 右)自分で種まきしたポットを地植え](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1628929360607.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
昨年購入したものとは違う植物かのような姿。
野放しに育てるとこんな風になりました。
生産者さんは『矮化処理』※で背丈を抑えたり
(※茎の助長を抑制する)
セロシアは肥料がなくても育ちますが、
肥料分があると画像の様に葉が大きくなるそうです。
とてもカラフルなので、花が咲く前に
葉だけでも十分に楽しめています。
![今年の様子 花芽が出てきました。後ろの花はジニア](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1630132212632.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
セロシアを購入されたら、
ぜひ来年も育ててみてください。
お店で購入して育てるだけでなく、
自分で育てる際にいろいろ調べるのも楽しいですよ。
2.花期が長いジニア(百日草)
百日草と言われる開花期間が長いジニア
夏の暑い時期もたくさん咲いてくれます。
8月に続いた雨、かなり降りましたが
ジニアは雨に打たれても平気でした。
![色々な花が楽しめる](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1628933405845.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
画像は ジャイアントライム(上) と クイーンレッドライム(下)
面白いのは、同じ株で形の違う花が咲くこと。
ポンポン形もあれば、平べったい花もあり
レッドライムの右と左ではまったく違っていますね
5月頃から10、11月頃まで咲いていますが
花もちもよく、ひとつの花を長く楽しめます。
夏と秋とでは気温のせいか、色も違っていて
晩秋のジニアはレトロな雰囲気も味わえる...と
個人的に思っています。
種まきからの成長も早いので、
ぜひジニアも種に挑戦してみてください。
お庭で育てる際、エレガンス種
(ジニアの草丈が高いもの)は
下の方の葉を取って、
風通しをよくしてあげるのがおすすめです。
3.コスモス
公園などに広がるコスモス
秋になると見に行きたくなりますね
![花弁の内側に副弁があるタイプ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1628934850020.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
自宅の庭で楽しむコスモス。
種まきの話ばかりで恐縮ですが
地面に直接、直播でも発芽しますので
試していただけたらと思います。
コスモスも晩秋まで咲いていますので
西日本なら今、
種まきをしても大丈夫なのではないでしょうか。
コスモスは早く種まきをすると
茎も太く、かなり大きくなりますので
私はいつも、秋になる前に種まきします。
そうすると、草丈100センチくらいで花が咲きます。
実はコスモスはバリエーションが豊富で
八重咲や花びらの形が違うもの、色々あります。
![dewdrop157](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1628934934091.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
画像提供 dewdrop157
私は今年、カップ咲きのコスモスの種を撒きました。
風に揺れる様子がとても素敵なお花ですね。
4.センニチコウ
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1629781482349.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
千日紅は晩秋までながく楽しめます。
花のように見える色が付いた部分は
『苞』(ホウ)と呼ばれる葉が変形したもので
丸いポンポンをよくみると、小さな点があります。
それが千日紅の花です。
色が付いている部分は花びらではないので
花がらが汚くならず、お庭で長く楽しめます。
丸いポンポン部分はカサカサしており
乾燥させてドライフラワーにするのも簡単です。
植えつけ後は、ひとりで分枝し、ボリュームも出ます。
お店で購入しても、価格が安価なものが多く
コストパフォーマンス、観賞期が長い、管理が楽、
いろんな面で満足できるお花だと思います。
夏から秋にかけて、お庭にぜひ植えておきたい一年草です。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1630131722287.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
5.スーパートレニア カタリーナ
![地植えしたトレニア](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1630132542680.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今年の夏はスーパートレニアカタリーナが
グランドカバーとして活躍しました。
PWのロゴは園芸店やホームセンターでも
よく見かけるようになりました。
PWの植物は、育てやすく
花がたくさん咲くものが多いので
ガーデニングを十分に楽しむことができます。
晩秋まで咲く(花期が長い)、暑さ、雨にも強い
スーパートレニア・カタリーナは
春から秋まで花が咲き続けます。
花がお休みすることがないです。
夏の暑さにも負けず、
今回の1週間以上続いた大雨にも負けず、
本当に「スーパー」を実感させられました。
加えて、花がとても素敵です。
色はアイスリバー、ピンクリバー、ブル―リバーの
3色あり、どれも透きとおるような爽やかな花色が
魅力的です。
夏の花のイメージですが、それはきっと
多くの方が育ててみて、夏に結果を出した花と認め
花もすてきだったから、また来年もリピートしたい!
と思うからではないでしょうか。
このお花の最低温度は5度が目安なので
秋の間もしばらくは元気に咲いてくれます。
多年草ですが、寒くなると枯れてしまいますが、
気に入った方は挿し芽をして小さな鉢などに植え
寒さにあてないよう、冬の間も管理すれば
来年も楽しむことができますよ。
![挿し芽で根が出たものをプランターに植えました。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00125610/internal_1630133420235.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
西日本ではまだまだ夏の雰囲気。
でも秋からの園芸シーズンが気になりますね。
夏に咲く花も、暑さが少し和らぐと
元気になってきますよ。
ただし、これからは気温が下がっていくので
植物の成長がゆっくりになっていきます。
時期によっては大胆な切り戻しをしてしまうと、
思ったほど成長できず、お花を楽しめない、
ということになりかねませんので
ピンチ(摘心、切り戻し)はほどほどに
注意してくださいね。