【葛飾区】小魚の群れに癒される!「四つ木めだかの小道」で、小川の中をそーっと覗いてみよう
京成押上線四ツ木駅の北、水戸街道沿いに「四つ木めだかの小道」という散策路があります。
曳舟川自然再生区域として整備された小川(親水水路)に沿って、小道が伸びています。
「この小川に、本当にめだかがいるの?」という疑問を解き明かすべく、カメラを持って散策してきました。
四つ木めだかの小道は全長260m。水戸街道の歩道橋の下にある北東側の起点には、『キャプテン翼』のロベルト本郷と大空翼像が立っています。
四つ木といえば、高橋陽一先生の出身地ですね。
翼くんとロベルトに見守られながら、南西側の小川の端までのんびり歩いていきます。
下校中の小学生や、犬のお散歩中の方々もたくさん歩いており、地域住民の憩いの場所であることがわかります。
小川の水は浅く、途中に堰やワンドが設けられていて、ゆるやかに水が流れています。
水は薄茶色で、一見魚などは棲んでいないように見えます。が、よーく見たら…
いた!!
小魚の群れがスイスイと泳いでいます!
予想以上にたくさんいてビックリ。
実はこちらはめだかではなくて、外来種の「カダヤシ」だそうです。
「めだかの小道」にふさわしいはわかりませんが、揺らめく水面の近くを泳ぐ小魚たちの姿は、愛らしくて癒されます。
小川の岸辺に近寄ると、小魚たちは足音を聞き取り、ササッと群れを崩して逃げてしまいます。童謡の「めだかの学校」のように、そーっと近寄って覗いてみてください。
翼・ロベルト像から下流に向かい、一番目の橋のそばにある、石の階段を降りたあたりが、オススメの観察ポイントです。
水面をしばらくじっと見ていると、小魚たちが素早く泳いできます。
四つ木めだかの小道は、自然再生区域としてつくられた場所です。水辺の生き物が安心して暮らせるよう、採ったりせずに静かに眺めましょう。
せせらぎの音を聞きながら散策するだけで、充分に癒されます。
街なかで生き生きと暮らす水生動物たちを、そっと見に行ってみてくださいね。
【基本情報】
名称: 四つ木めだかの小道
住所: 東京都葛飾区四つ木2-3-3先
アクセス: 京成押上線「四ツ木」駅から、小道の北東側の起点(ロベルト本郷と大空翼像)まで徒歩約10分