阪急茨木市駅から歩いて5分ほどの場所に、新しい「ものづくり」を楽しめるスポットがお目見えしていました。
実は2022年春、こちらでも紹介したスポット。建物1階の隠れ家のようなカフェと、2階の食器や雑貨のお店を紹介していた場所です。

2022年夏にリフォームのため一時お休みして、以前とはガラリと雰囲気の異なる外観に変身していました！

2月11日から本格的に「furoshiki（フロシキ）」というユニットで建物全体を運営していくと聞いたので、訪ねてみました。

無機質なモルタルの壁面に温かみのある木の扉。フシギな形の入り口から、中へと入ってみます。

1階はデザイン事務所

外からは建物内の様子がわからなかったのですが、足を踏み入れると照明やイス、テーブルなどが並ぶ空間。

建物1階は「デザイン建築事務所clamp（クランプ）」のオフィスでした。

この建物を「古さを残しながら、新しい利用ができるように」とデザインしたのも、こちらのオーナー。茨木市内のほかの店舗でも、デザインなどを手掛けていらっしゃいます。

目に留まったのは、壁に並べられた「扉」たち。

イスが展示されているスペースも、よく見ると、建具がずらり。

アンティークな窓ガラスなどの建具も並んでいます。店舗デザインで活用されるのでしょうか。
どれも個性的で、同じものはないんじゃないかと思えるほどです。

さらにその奥はまた雰囲気が変わり、シンプルな表情のテーブルが整列。ここがデザイン設計事務所clampのオフィスです。

以前は、2階に構えていたオフィスを「2階フロアは、手しごとの3店舗が運営できるように」と、リフォーム。
さらに、誰もが利用できる「レンタルスペース」も用意されています。

2月11日（土）、12日（日）には、2階の手しごとの3店舗とレンタルスペースとで、オープニングイベントを開催。

2階の様子も見せてもらいました。

2階は手しごとのショップたち

建物に入ってすぐの階段で2階へ。
こんなアプローチにもワクワクさせられます。

2階にある「手しごとの3店舗」と「レンタルスペース」は、次のとおり。

• リラクゼーションサロン　KUTA
• 手織りと植物染めのアトリエ　WAKU
• 米粉のお菓子　毎日おやつu
• レンタルスペースcotoha

この4つのショップが「furoshiki（フロシキ）」というユニットを組んで、建物を運営。

暮らしを楽しむヒントや生活にうるおいをプラスする提案してくれます。

furoshikiの全店オープンを記念して開催されるイベントを、紹介しましょう！

furoshikiオープニングイベントは

イベントでは、レンタルスペースcotohaが会場になり、買い物や体験をすることができます。

リラクゼーションKUTAでは「ヘッドリフレ」の体験ができます。

専用のシートでの、イベント限定特別メニューが用意されています。
（15分1,000円）

手織りと植物染めのアトリエ　WAKUでは、民陶市を実施。
各地で見極めてきた温かみのある器などを販売します。

北摂の食材にこだわって作る、米粉のお菓子毎日おやつuでは、グルテンフリーの焼き菓子を販売。クッキー、シフォンケーキ、パウンドケーキなどが並ぶ予定です。

会場はレンタルスペースcotoha

2月11日12日のイベントでは、それぞれの店舗ではなく、同じ2階のレンタルスペースcotohaが会場になります。

私が訪ねたときは、まだリフォーム作業の途中でしたが、かなり広いスペースです。

壁や天井は「昔のまま」をそのまま生かしているところもあれば、雰囲気になじむように新しく作っているところも。

トータルで感じるのは「温もり」。
「furoshiki（フロシキ）」の名の通り、包み込む柔らかさが伝わってくるように思いました。

レンタルスペースcotohaでも、手になじむような器の販売を予定しています。

レンタルスペースcotohaも、今後はどなたでも借りることができるようなので（利用条件は別途お問い合わせください）、スペースの様子を見に出かけてみるのも良さそうですね。

ぜひ！