５月１７日に広丘原新田にオープンしたテイクアウト専門店「UMEKO」さんをご紹介します。

広丘駅西の北部交流センター「えんてらす」から徒歩５分ほど、お店の隣は「広丘短歌公園」です。

お店の名前の「UMEKO」は店主ご夫妻の奥さま・京（みやこ）さんの祖母のうめ子さんの名前から。お店の看板はこだわりメニューのうめ子さんのまぜご飯おにぎりをモチーフにした木がメインになっています。木になる実と木に集まる人や動物は”つながり”を表しています。今までとこれからのつながりを大切にしたい、「UMEKO」がふらっと気軽に立ち寄れる場所でありたいという店主さんの願いが込められています。

祖母の自宅を一部改装し、外観から木をふんだんに使った店舗。住宅街の一角という場所も相まって、ただいまと帰ってきたようなあたたかさを感じます。

お店の中に入るとやさしい木の匂い。大きな窓があり開放感と明るい店内、切り株のイスもかわいい。

店内外に広めのウェイティングスペース。ちいさなお子様と一緒の待ち時間も安心です。軒が深いので陽射しも雨も避けることができます。

もも醤油1個　消費税込150円

むね旨塩1個　消費税込140円

鶏マヨ1人前　消費税込600円

甘辛カシューナッツ１人前　消費税込550円

油淋鶏1人前　消費税込600円

手羽先1人前　消費税込600円

まぜご飯おにぎり1個　消費税込300円～

お弁当　消費税込700円～

素材にこだわった特製からあげとまぜご飯おにぎりをメインに、お弁当・スナック・ドリンクを提供。

からあげは国産鶏、国産にんにくとしょうがを使用し調味料までこだわり、塩分控えめのやさしい味です。もも醤油とむね旨塩のからあげは1個から、そのほかのからあげは1人前から購入できます。

UMEKOブレンド（HOT）　消費税込300円

UMEKOアメリカーノ（HOT/ICE）　消費税込300円

ラテ各種（HOT/ICE）　消費税込300円～

ビネガードリンク（ICE）　消費税込400円

ドリンクもこだわり、安曇野で自家焙煎したコーヒーを提供しています。からあげに負けない、しっかりめの濃厚なブレンドと、すっきりした飲みやすさはあるものの豆の濃さを感じることができるアメリカーノ。からあげを食べた後の深い味わいのコーヒーはとてもすっきり、豆の味もしっかりと感じます。フルーツビネガーはお子さんにも飲みやすいさわやかな味わい。年齢問わず、心にも体にやさしいドリンクメニューも楽しむことができます。

看板メニューを詰め込んだ「UMEKO弁当」をいただきました。

内容はからあげ（もも醤油2個、むね旨塩2個）、まぜご飯おにぎりです。

ふたを開けると、揚げたてのからあげの温かさと香りがふわっと広がり、トッピングのレモンの酸味も食欲を引き立てます。からあげが４つも入っているのにべたついていません。10年以上飲食店で店長などを経験された夫・真也さんの経験と、テイクアウトのからあげとして丁寧に商品開発されていることを感じます。

じっくり漬け込まれた特製ダレの旨味と肉汁がじゅわっと広がります。カリカリに揚がった皮もおいしい。ご飯がすすむ味付けです。白いご飯があったら何杯でも食べられそう。

自家製塩麴入り特製ダレにじっくり漬け込まれ、しっとりジューシー。にんにく不使用でやさしい味付けです。お酒のおつまみにもいいですね。

にんじん・しいたけ・ごぼうなど具の素材の味がしっかり残っていて、甘めの味付けです。大きくてまるく握られたおにぎりから感じる懐かしさ。たくさん食べてねと、うめ子おばあちゃんの気持ちを引き継がれているようで、ボリューム満点なのにもっと食べたくなるのが不思議です。

お店づくりの随所にうめ子おばあちゃんへの思いを感じます。お客さんとの会話のひとつひとつを丁寧に、常に感謝と言葉にする店主さん。笑顔でコミュニケーションを取っているご夫婦を見ていると、うめ子おばあちゃんの人柄が目に浮かぶようです。

「UMEKO」さんは、ランチタイムから20時まで通して営業しているので時間を気にせず、行ってみようと思うポイント。夕飯の一品やお仕事帰りなどそれぞれの生活リズムに溶け込みやすいお店です。

オープンから約２ヵ月。口コミで広がり、すでに地域の方々に支持される人気のお店となっています。