【宮城県 東松島市】摘みたての味そのまま!ジップ袋が嬉しい冷凍ブルーベリー [西福田地区]
ころんとした小さな姿に、まるで王冠を乗せたようなギザギザが特徴のブルーベリーの実。黒みがかった紫色だけれど、よーく見るとうっすらと霧がたちこめているような、白い粉が実の表面を包み込んでいる。調べてたところブルーベリーは自分の実を乾燥から守るために、白い粉(ブルーム)を身に纏っているそう。賢くて見た目も可愛らしいブルーベリーは、生のままも食べられるし、加工をすれば色々な物に姿を変えられる万能フルーツ!その上、冷凍もできるから収穫時期を過ぎても、長〜く楽しむことができる。
宮城県東松島市の西福田地区にある「武田農園(たけだのうえん)」では、採れたての大粒ブルーベリーを冷凍販売している。これが嬉しいことに便利なジップ付きの袋にたっぷりと実が入っていて、採れたてそのままの甘酸っぱさが楽しめるのだ。この記事では、武田農園産の「令子さんの冷凍ブルーベリー」をご紹介していこう!
とても親しみが湧くポイントは、なんといっても「ジップ袋」にそのままザッとブルーベリーが封じ込まれている点。は最初からジップ袋なので購入した後は、そのまま冷凍庫で保管ができてしまう便利さ!使う分だけバラバラと袋から実を取り出して使えてしまう。いいね!
容量は1袋に200グラムの実がぎっしりと入っていて、粒のサイズは全体的に大粒。潰れずにそのまま綺麗に凍っているので、粒のサイズもゴロっと大きいことが見てわかる。ブルーベリーは品種などによって価格もざまざまなのだが、平均相場は200グラムで400〜600円くらいで、令子さんの冷凍ブルーベリーは200グラム500円とほぼ平均価格(※2023年11月情報)。びっくりするような激安価格という訳ではないが、採れたてそのままという点と大粒がゴロゴロと入っている点は、さすが農家さんのブルーベリーと感じる。これからクリスマスシーズンを迎え、料理やお菓子作りを予定されている方には特におすすめ。
筆者は200グラム全部をジャムにすることに決定!早速、先ほどの冷凍ブルーベリーをそのまま鍋にザーッと放り込み、かたまりの黒糖を適当に切って2カケラほど入れて、弱火でゆっくりと煮詰める。白い砂糖や蜂蜜、ザラメに水飴など甘味の種類はいくつかあるが、筆者はコクを出すために黒糖を選択。甘味の種類を選べるのも手作りの醍醐味だ。
武田農園では「令子さんの生ジャムブルーベリー」というジャムも販売しているのだが、それがなんと砂糖を一切使用せず自然の甘み100パーセントなのだ。ぜひ皆さんもジャム作りの際には、砂糖無しで挑戦してみてはいかがだろうか?
ブルーベリーが凍っている状態の中に、砂糖を入れ弱火で約15分。すると、あっという間に鍋の中は紫色のトロリとした状態に変わる。クツクツといい音が聞こえてきたので、木べらで鍋の中をすくってみると、しっかりジャムへと変身!本当に早い。そしてブルーベリーの実は、潰れることなく逆にふっくらと生き返ったかのような姿に。
冷凍ブルーベリー200グラムで、スーパーで販売されている「中サイズのジャム」1瓶弱くらいの量が出来上がった。筆者は空き瓶がなかったのでセトモノの容器に入れて、3・4日でペロリと食べ切った!
大粒なので火を通してもヘラで潰さない限り、しっかりと粒が残る。お好みで潰して滑らかにしたり、粒を残して実の食感を楽しむのもおすすめ。筆者は粒を潰さずに残したので、食べると実の爽やかな甘さがちゃんと感じられた。生(冷凍)ブルーベリーから作っただけあって、市販のジャムでは味わえない香りと甘味は格別でうまい。次回購入した際には自然解凍をして、実のままで食べてみようと既に計画中だ。
今回は宮城県東松島市の西福田地区にある武田農園の「令子さんの冷凍ブルーベリー」をご紹介してきた。これから冬にかけてクリスマスにお正月と、大きな行事が続く。その中でちょっとしたスイーツや料理のアクセントに、使い勝手の良いジップ付きの大粒冷凍ブルーベリーは、なかなか良い仕事をしそうだ。筆者はとてもシンプルにジャムを作ったが、ぜひ皆さんもマフィンやパウンドケーキなど自分だけのお好みの量や甘さで、素敵なブルーベリー料理を作ってみてはいかがだろうか?手作りは唯一の味、その美味しさは格別だぞ。
名称:令子さんの冷凍ブルーベリー
製造元:宮城県東松島市「武田農園」
販売店舗:農水産物直売所「Harappa(はらっぱ)」
販売店住所:宮城県東松島市矢本北浦485-1
営業時間:9:00 - 17:40
定休日:年中無休