恵比寿ガーデンプレイスでは、毎週第２、第４日曜日に赤い屋根のテントのマルシェ、YEBISU Marché （ YEBISUマルシェ）[読み方：エビスマルシェ]が開かれます。体に良く、味も優れた食料が販売されるこの市場は、野菜、果物、自家製調味料、パンや焼き菓子、加工品、テーブルウェアなど多岐にわたる商品を取り扱っています。作り手自身が店頭に立ち対応する様子は、近隣住民だけでなく遠方から訪れる人々にとっても長らく重要な買い物の場となっています。

YEBISU Marché （ YEBISUマルシェ）を歩く

マルシェとはフランス語であり、本来市場ではない場所に、テントを張り定期的に出店者が集まる形態を指します。日本で言うところの「朝市」と似ていますが、YEBISU Marchéは夕方17時まで開いています。海外のロケーションのような建物が並ぶ「恵比寿ガーデンプレイス」ですので、赤い屋根のテントが並ぶと、本当に海外のマルシェに来たかのような楽しい体験ができます。

（出店名）Insect Farm

店では、いちじくやキウイフルーツなどの果物が次々とお客さんの手に取られています。

木箱の中に並んだ袋入りの野菜には「農薬や化学肥料を使用していない」と書かれたラベルが貼られています。昼過ぎにはほぼ売れてしまう人気の野菜です。

（出店名）KOSO STORES

深い芳醇な香りを特徴とするスパイス、"キングスパイス"が肉好きの人の間で注目を集めています。

肉料理や焼き野菜、目玉焼き、唐揚げの下味、パスタの味付けなど、様々な料理の味をワンランク上げることが可能です。

店主の話しでは、フレンチレストランにも"キングスパイス"は卸しています、とのこと。また、同じ店舗では故郷のかつお節も取り扱っています。

（出店名）チェリー農園 さん

新鮮な取れたての野菜を埼玉から運んで来ています。

緑が鮮やかな野菜、ふっくらしたサツマイモが次々と売れていきます。店主の湯本さんに、これからの季節に店頭に並ぶ野菜を質問すると、

「白菜、キャベツ、大根、レタス、長ネギと、白物野菜が中心になります」と、今育てている野菜について教えてもらえました。

（出店名） Lepin喜代志

クッキーやフロランタンなど、きつね色の焼き菓子が木箱に沢山並べられています。

高尾山の蜂蜜、八王子の卵「八玉子」、国産バターなど、こだわりの素材を使った出来立てスイーツです。飛騨リンゴのケーキ 400円（税込み）は、飛騨高山の井口果樹園のりんごと、発酵バターが香るパウンドケーキです。

（出店名）everyday pottery 365

手作りのインテリア雑貨を販売しているお店もあります。

店主さんは、「自分がデザインを手がけ、サクラステージの、アトリエセッサというシェア工房で作品を作り上げています」。自宅にある轆轤（ろくろ）を回すこともあるそうです。

白いトンガリのクリスマスツリーが並んでいます。穴の形がオーナメントを表しているかわいいデザインです。

YEBISU Marché （ YEBISUマルシェ）では、常連客が店主と友人のように再会を喜び合っている様子が見られます。カワイイ犬を連れたお客さんも多く行き交い、体に安全な食べ物を求めて訪れる人で賑わっています。

※2024年12月8日（日）/22日(日)は、会場の都合により恵比寿ガーデンプレイス　コリドー通路で開催されます。

コリドー通路：スターバックスが見えるガーデンタワー１階の外廊下通路の部分