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【店名が難しいから?】大阪・北新地にあるコスパが高くてお得すぎるのにあまり知られていない隠れ家すし屋

くろにゃんホテルとグルメのライター

大阪府大阪市北区、銀座と並ぶ高級飲食店街の北新地にある「すし礫(さざら)」は、その店名が難しいので検索が難しく、入口には看板も出さずにひっそりと営業しているので知る人ぞ知る隠れ家のおすし屋さんです。

そして北新地にて舌の肥えたゲストを満足させる、クオリティの高いアテ10品と鮨10貫のコースに、「え?これでいいの?」とコスパが高くてお得な穴場のお店なのです。お鮨が好きな方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

すし礫(さざら)

北新地、本通りの雑居ビル2階にあります。カウンター8席のみ。店名の礫(さざら)は「石」に「楽」しいと書きます。当て字でしょうか?人柄の良い大将1人が鮨を握り、女性2名がアシスタント的な感じでした。

おまかせ日本酒でスタート

少しずついろいろ飲みたくて、少量おまかせ(400円~600円)にしました。ちなみに1合だと1,000円~2,000円。

はじめのお酒は茨城の「森嶋(もりしま)」。はじめからけっこうガツンとくるお酒のチョイスでした。ラベルには東日本大震災で崩れ落ちた大谷石蔵の石片が描かれているそうです。

アテ10種が連続で出てきます!

アテのスタートは「いくら」。まろやかで卵の濃厚な味わい!

「ボタン海老」は軽く炙ったレアで、殻の香ばしい風味がつけてありました。やはり北新地。洗練されているではありませんか。

炙って皮目がさっくり、うまみが凝縮した「サワラ」、炭の香りにうっとりの「カツオのたたき」。

「蒸しアワビの肝ソースあえ」はモチモチなのに歯切れも良くて最高!肝ソースには生クリームを合わせてクリーミーテイスト。

こちらは「北海道産ズワイガニのミソあえ」。幸せ過ぎるメニューです。

先ほどのアワビの肝ソースはさらえてしまったのに、おこげのシャリに肝ソースを足して再登場。

日本酒おまかせのおかわりは山形「楯野川(たてのかわ)」。大吟醸にて高級感のある味わい。次いで「松茸のお吸い物」でほっこり。

「焼き太刀魚」はしっとりと火入れも塩味も上品な感じ。スダチ添え。

「あん肝」には「西瓜の奈良漬け」が合う。きれいな味わいをプラス。あん肝はやわらか~。

「龍の卵の茶碗蒸し」にクリーミーなマッシュルームソースとは珍しい。しかしこれは日本酒にも合う。次なるおまかせ酒は栃木の「惣誉(そうほまれ)」。

次々と豪華でおいしいアテが登場して興奮する私たち。

お鮨のスタートです!

一貫めは「剣先イカ」。ねっとり、とろり、まったり。いや~、おいしいです。

旬の「サワラ」は脂がのり、手渡しの「ノドグロ」は塩が強めながら赤酢のシャリに負けない濃厚さ!

「コハダ」はプルプルとした食感を残して軽い酢ジメ。「北海道・昆布森のバフンウニ」は、輪郭を残しつつプルプル。シャリの酸味が強く感じましたが気のせいでしょうか?

大満足の「車海老」。

「赤身」は軽いヅケで。しなやかでキレもある。美味!

端正な「中トロ」。

「トロたく」はおはぎタイプ。手渡しで。海苔も炙ってあり香ばしい。たくあんが控えめなのが個人的にも好きでした。

牡丹海老の頭と魚のあらを使ったお味噌汁には大葉を浮かべて。シメの一貫は「煮穴子」でした。

おわりに

いかがでしたか?いいものばかりが次々と出てきて感激のアテ10品、旬を取り入れた極上の味わいの鮨10貫。ハズレなし。

このすばらしいおまかせコースが税込で16,500円。ドリンク3杯を飲んでも2万円でおつりがくるとは、高級ながらコスパが良いとは思われませんか?

再訪確実です。気になる方は行ってみてください。

すし 礫(さざら)
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-6-4 日宝ラフォーレ北新地 2F
06-6110-5357

18:00~23:00

日祝・定休

公式ページ(外部リンク)

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ホテルとグルメのライター

東京・関西2拠点生活+旅。ホテルとグルメの情報を毎日掲載しています。ライブドアブログ(22年~、15,000記事~)、インスタグラム(5,700投稿~、フォロワー37,000人~)、食べログ(約16年、約4000件)、Googleローカルガイドレベル10、国内外のホテル・レストランを多数取材しています。

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