【名古屋市】庄内通にフェアトレードコーヒーを楽しめるカフェが8/20オープン!地産地消にこだわり
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/top_1692625360108.jpeg?exp=10800)
2023年8月20日、名古屋市西区庄内通に『イートインカフェ フェアトレード珈琲院』がグランドオープンしました。
庄内通駅すぐの立地、大通りからもよく見えます。
オープン初日にさっそくお邪魔してきましたので、ご紹介します。
![庄内通駅1番出口から南へ徒歩2分ほどの駅近](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/internal_1692602549794.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
店内の様子
白を基調とした店内は天井が高くて明るい雰囲気。
4人掛けのテーブルが2席と、カウンター4席のこじんまりとしたスペースです。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/internal_1692602924368.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ワンオペ体制のため、もともとは現状の半分くらいのスペースで、テイクアウトのみの店にしようと考えていたとか。
しかし、せっかくカウンターもスペースもあることだし、イートインもできるようにしたのだそう。
![壁面の棚には有機コーヒー、紅茶、マスコバド糖などが並びます](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/internal_1692607877550.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
こだわりはフェアトレード、地産地消
店主の角澤さんはコーヒー業界歴40年を超えるプロフェッショナル。
日本スペシャルティコーヒー協会に認定されたコーヒーマイスターでもあります
実は1948年創業の名古屋の老舗、齊藤コーヒーで社長まで勤められた方なんです。
齊藤コーヒーといえば、フェアトレードを通じて持続可能なコーヒー文化を継承すべく、時代に先駆けて様々な取り組みをされてきた地元企業。
2010年にフェアトレード認証も取得されています。
フェアトレードとは
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。 齊藤コーヒーHPより
そして名古屋市は2015年9月に、日本で2番目のフェアトレードタウンとして認定されていることをご存じでしょうか。
今でこそ浸透しつつありますが、名古屋でのフェアトレードの認知度アップに大変なご尽力をされました。
ご本人曰く「まあ~、あっちこっち行って大変だったわ(笑)」
苦労を感じさせず、笑い飛ばしてお話してくださる気さくなお方です。
店内壁面の棚には有機コーヒー、有機紅茶、マスコバド糖などが並んでいます。
コーヒーの豆かす(コーヒーグラウンド)を使用したアップサイクル商品のマグカップも販売されています。
コーヒー業界へのきっかけはアルバイト
![珈琲院のロゴが入ったカップは貴重な当時のもの](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/internal_1692613420042.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そんな角澤さん、もともとは齊藤コーヒーのアルバイトという経歴をお持ちです。
今回オープンした珈琲院という店名は、その昔、齊藤コーヒーが運営していた喫茶店の店名。そこでのアルバイトがきっかけでこの世界に入ったのだとか。
カフェをオープンするにあたって、珈琲院という店名を使いたいと思ったところ「角ちゃんならいいよ!」と言われたそうです。
社長まで勤められた角澤さんですが、あえて、原点に立ち返って、アルバイト時代の店名を引き継いだことに、愛情を感じました。
メニューはこちら
高いという印象を持たれがち(実際は適正な価格)なフェアトレードコーヒーですが、かなり抑えた価格設定です。
「ほんとはもっと安くしようと思ったんだけど、さすがに周りに止められて。趣味でやってるって書いといてね」
![店内ドリンクメニュー](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/internal_1692614834823.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回、オーダーしたのはフェアトレードアイスコーヒー(珈琲院仕様メキシコ)400円。
癖がなく飲みやすくて、おいしかったです。
コーヒーを凍らせた氷を使用しており、味が薄まらない配慮はうれしくなりました。
![店内フードメニュー](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/internal_1692613849318.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
フードメニューのメインとなる食材は、愛知県産の尾張牛や、秀麗豚を使用。
愛知商業高校ユネスコクラブの徳川はちみつというのは、校舎屋上で養蜂を行い、採取したはちみつなのだそうです。
地産地消にこだわりがみえますね。
地元民としても応援したくなります。
テイクアウトはお値打ちすぎる!
![店舗前の立て看板 テイクアウトのメニュー](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/manabito/article/00557399/internal_1692622870330.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
店内ドリンクとテイクアウトの価格の違いにお気づきでしょうか。
フェアトレードコーヒー、有機コーヒー、紅茶に関してはテイクアウトが100円引きの価格です。
フェアトレードを身近に感じてほしいという角澤さんの思いが込められているように感じました。
普段のお買い物や消費行動に、エシカルな選択肢を加えることで、心が満たされる。
そんなことを思わせてくれるカフェでした。
イートインでも、テイクアウトでも、おいしいコーヒーを気軽に楽しめます!
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
店名 イートインカフェ フェアトレード珈琲院
住所 名古屋市西区庄内通3丁目8
電話番号 052-938-4851
営業時間 7:30~15:00 17:00~20:30
不定休
【関連記事】名古屋市西区のカフェ・喫茶店
【名古屋市西区】ジャズが流れる大人なカフェ。ハンドドリップのコーヒーと相性抜群な焼き菓子は月火のみ!(YAHOOニュースエキスパート)