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【河内長野市】中世感じる大人気イベントが文化の日に!観心寺マルシェKU-RI、今年は休憩場所も充実

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野は「中世に出逢うまち」として日本遺産となっています。セミナーなどで聞いた話では、当時の大寺院は高野山のように寺の敷地内に町があって、店が並んでいたとされています。今は市内の寺に町はありませんが、寺の境内に小さな店舗が並ぶ機会があります。

その中のひとつが、観心寺マルシェKU-RIです。観心寺境内で行われるマルシェで、駐車場は無料ですが境内入山料300円が必要です。河内長野の中で行なわれるイベントの中でも大人気マルシェとして、いつも多くの人でにぎわっています。

今年は文化の日の11月3日11:00から開催されます。イメージをつかんでいただくために、昨年の様子をご紹介しましょう。

開店時間と同時にお客さんが殺到するイベント、特に人気のあるブースはうかうかしているとすぐに売り切れになります。

今年も人気のお店が集まりました。以下紹介しましょう。(@はinstagramのアカウントです)

  • kurotobi / セレクト雑貨・アパレル @kurotobi___
  • comichi 菓子店 / シフォンケーキ @comichi.kashiten
  • 和韓ごはんと、甘いのと。 / キンパ等 @wakangohan_to_amainoto
  • 観心寺project / 自家焙煎Tea コーヒー カスカラソーダ
  • 観心寺KU-RI 味噌部/ご祈祷のお塩のお味噌や塩麹.のこり福の福豆味噌

上から山門方向を見下ろすように撮影しました。マルシェの出店者のテントこそ今風ですが、中世のころの観心寺も、当時の屋根や建造物で作られた商店が並んでいたとのこと。当時も、必要なものを買おうと各地から集まっている人たちでさぞかしにぎわっていたのではと想像します。

大切なことです。マルシェを楽しむだけでなく、観心寺金堂での参拝を忘れないようにしましょう。

余裕があれば、金堂よりもさらに奥にある建掛堂や楠木正成首塚、後村上天皇陵などの南朝ゆかりの史跡に足を運びましょう。せっかく入山料を払って境内に入るのですから、すでに見たことのあるスポットでも、改めて眺めてみると、また違った気分で見られるものです。秋が深まる境内から見える風景は気持ちが和みます。

大人気マルシェのためでしょうか?昨年までの話によると、マルシェで手に入れたものを食べる場所として中院が解放されていましたが、そのことがわかりにくかったとも聞きました。

昨年の観心寺マルシェKU-RI開催地時点の様子
昨年の観心寺マルシェKU-RI開催地時点の様子

今年はすぐ近くに旧松中亭のenさんとJOYさんがあります。昨年の観心寺マルシェの時は画像のように工事中でした。

しかし、現在は全く違って画像のように整備された広い敷地内で休憩できます。enさんやJOYさんによれば、観心寺マルシェ当日は店内や敷地内を開放するとのこと。(JOYさんはワインドリンク注文て店内にマルシェの食べ物持ち込み可能)

昨年にも増して過ごしやすくなるイベント、雨さえ降らなければ大盛況間違いありませんね。なお当日は混雑が予想され、車の場合は、駐車場が少し離れた場所しか空いてない可能性が高いので、公共交通の利用が楽でおすすめです。

※祝日のため、河内長野駅から金剛山ロープウェイ行きが多発するので、バス便も多いです。

観心寺さんのその次の日曜日には、延命寺さんでもチャリティー会があります。

こちらは紅葉がきれいなスポットなので、タイミングが良ければ紅葉狩りと兼ねられるでしょう。

観心寺・観心寺KU-RI

住所:大阪府河内長野市寺元475

マルシェ開催日時:11:00~※売り切れ次第終了

入山料:300円、雨天中止

アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 観心寺バス停下車徒歩4分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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