クルド人の憂鬱(2)
高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
第二にクルド人が憂鬱であろうと想像される理由は、モースル陥落後の状況の見通しである。ISの支配地域が狭まれば狭まるほど、イラク中央政府と北部のクルディスターン自治政府の、それぞれの支配地域が直接に触れ合う。両者の摩擦が対立に対立が対決に転化する可能が高まる。
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