Yahoo!ニュース

【那覇市】季節の食材を頂ける和食屋さんは、予約必須の隠れた名店。

You地域ニュースサイト号外NETライター(那覇市)

那覇市の首里に、予約必須の隠れた和食の名店があると聞き、取材してきました。予約時間より数分遅れると電話がかかってくるくらい、時間厳守なので、要注意です。

理由はそう、コースが一斉にスタートするからです。上品な店内はカウンター席が設けられ、8名程座れます。基本的に1日1回転なので、19時に予約をして時間厳守で行くことをお勧めします。

最初の生ビール、泡がきめ細かく美しいです。もちろんうすはりグラスです。薄さ約0.9mmという繊細な飲み口が、グラスの厚みや存在を感じさせず、生ビールの美味しさをダイレクトに感じられます。

先付けです。春キャベツとアスパラ、エビをポン酢のジュレでいただきます。食材には味付けはせず、素材本来の旨みを楽しめます。

蛤とわかめ、卵豆腐のお椀です。優しいお味の出汁が体に染み渡ります。菜の花も乗っています。

福岡の真鯛と、県産のアオリイカは醤油と塩水で頂きます。身に旨みが詰まっているので、塩水でほのかに塩味を加えることで、その旨みがより広がります。

春らしく桜が盛り付けられたこちらは、せりと薄揚げの煮浸し、二色のしちぎり餅にホタルイカと赤貝と菜の花の酢味噌あえ、4時間蒸し焼きにした卵焼き、蛤の中に蕨なども入っています。三人分が揃うと見栄えが良いですね。

こちらが一人前です。一人前でも豪華ですね。

こちらは白魚とそら豆の天ぷらにカラスミをかけています。サクジュワッと揚がった天ぷらにカラスミがいいアクセントになっています。

太刀魚の木の目焼きです。皮に焼き目が入っていてパリットふわっとした食感、溢れ出る上品な旨味がたまりません。

こちらは筍の飛竜頭です。飛竜頭はひりょうずと読みます。一説によると、飛竜頭は関西での呼び名で、関東で言うがんもどきのことのようです。

桜エビのご飯です。炊き立てをいただけます。その日に土鍋で炊いたお米はふっくらと甘く、お米一粒一粒立っています。桜エビは通常イメージするものより大きく、パリっとした食感がプラスされて楽しめます。

ご飯にさらに、醤油に漬けた卵黄も乗せてくれます。なんとも贅沢な卵かけご飯でしょう。

味噌汁も一緒にいただきます。

デザートはその場で立ててくれるお抹茶と、白餡の苺大福です。本格的な抹茶と、上品な甘さの苺大福が大人な締めを演出してくれます。

日本料理 行雲

住所: 沖縄県那覇市首里大名町3丁目3

定休日:不定休

営業時間:11時30分~13時00分、18時00分~20時00分

地域ニュースサイト号外NETライター(那覇市)

月に100軒以上飲食店等を巡ることもあるフッ軽移住者が、本当にオススメしたい那覇市の穴場グルメやイベント、観光スポット等をご紹介します。少しでも有益な情報を発信できるように、今日も今日とて元気に食べ飲み歩きます!

Youの最近の記事