【名古屋中村区】ミャンマーなのに「岐阜行き」列車?写真展「ASEAN‐10の国と地域が描く未来‐」
JICA中部「なごや地球ひろば」(名古屋市中村区)では、写真展「ASEAN―10の国と地域が描く未来―」が開催されています。
1967年に東南アジア地域の平和と安定、経済成長の促進を目的に設立されたASEAN(東南アジア諸国連合)。現在の加盟国はインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、シンガポール、ブルネイ。
写真展では、ASEAN諸国でJICA、東海地方の企業や自治体、大学、NGOが実施している国際協力や、人びとの暮らしの様子をおさめた写真、約50点を見ることができます。
ミャンマーを走る「岐阜行き」列車
写真は雄大な自然風景や街角の様子、学校生活、産業など幅広い内容。1枚1枚から、遠い国の生活の音が、人びとの声が聞こえてきそう。
鉄道車両を扱ったコーナーでは、かつて日本を走っていた懐かしい車両が、海を越え現役で活躍している様子がみられます。もしかしたら、あなたを学校や会社へ運んだ思い出の車両かもしれませんね。
職員の方は、「写真展では、2023年内にASEAN正式加盟を目指している東ティモールについても扱っています。また、来館の記念写真撮影用のツールも用意しましたので、ぜひご覧ください」とおっしゃっていました。
展示は来年2月25日まで。11月には関連イベントとして「カンボジアの大地から 胡椒でつなぐカンボジアと日本」(要予約、ランチ付き、参加費1,000円)、「協力隊リレートーク 3つの国からこんにちは!」(要予約、参加費無料)が企画されているほか、写真展開催期間中は併設のカフェ クロスロードでASEANに関連する国の料理も提供されます。詳細は公式サイト(なごや地球ひろば )よりご確認ください。
「カフェ クロスロード」。昼時には近隣の会社員で賑わう。メニューは公式インスタグラムからチェック。
■施設紹介
JICA中部 なごや地球ひろば
・住所:名古屋市中村区平池町4丁目60-7
・アクセス:あおなみ線 ささしまライブ駅下車徒歩5分/各線 名古屋駅下車 徒歩13分
・開館時間:10:00‐18:00
・休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館)、12月29日~1月3日
・駐車場:建物南に位置するマーケットスクエアささしま4Fの有料駐車場をご利用ください
・入場無料
(最新の開館情報・カフェ、ショップの営業時間は公式サイトでご確認ください)