「曲がらない」そして「しっかり飛ぶ」、短尺ドライバーはゴルファーのお助けクラブ!
こんにちは、Lukeです。
今回は、ラウンドでこそ真価を発揮する『短尺ドライバー』について説明します。
最新ドライバーが打ちやすい、とは限らない
「最新のドライバーは、曲がらずに、どんどん打ちやすくなっている」と言われているのに、多くのゴルファーを観察していると、残念ながらその恩恵を受けているゴルファーがとても少ないことに気が付きます。
「なんで自分だけドライバーが苦手なんだ…」と落ち込んでいる人は、心配いりませんよ。
実際には最新ドライバーを苦手にしているゴルファーが、どんなに多いことか…。
最新ドライバーはどれも飛距離性能に特化しているために、「ヘッド体積が大きく」、「シャフトがとても長く」、さらに「軽量」という3つの特徴がありますが、実はこの3つの特徴を組み合わせてしまうと、難しいクラブになりやすく、苦手とするゴルファーが多くなってしまうのは仕方のないこと。
そんなゴルファーのためにお勧めしたいのが、『短尺ドライバー』です。
その名の通り、シャフトを短くしたドライバー。
短尺ドライバーをお勧めする理由
それではなぜ『短尺ドライバー』が打ちやすいのかというと、それはもちろんシャフトが短いからです。
ゴルフクラブは極端な話、シャフトが短ければ短いほど打ちやすくなり、簡単にボールをミートすることができますが、問題は飛距離との兼ね合いです。
そこでゴルフクラブは、ウェッジからドライバーまで、順番にシャフトを長くして飛距離を調整しているわけですが、現在はその中でドライバーだけがあまりにも長くなりすぎていたのです。
飛距離の順番でいくならば、3番ウッドが43インチだとしたら、ドライバーは44インチで十分なはず。
ところがメーカーは、ルールの範囲内で究極の飛距離性能を追求するために、可能性を求めて一気に「長すぎる領域」に突入してしまいました。
しかし長すぎれば、打ちにくいのは当たり前で、ミート率やナイスショットの確率はシャフトが長くなるほど落ちていきます。
そんな状況を理解したうえで、ドライバーが苦手な人は、そろそろ勇気を持って『短尺ドライバー』を試してみませんか?
たとえば今まで45.5インチのドライバーを使っていたのなら、もし44インチのドライバーに変えてみると、衝撃的に打ちやすく感じるはずです。
しかもミート率やナイスショットの確率も大きく上がるので、ラウンド中の平均飛距離は、確実に10~20ヤードは伸びるでしょう。
そして試せば分かりますが、コースボールとの相性がとてもよいので、一発の飛距離も実は長尺ドライバーとあまり変わらないのです。
短尺ドライバーの問題点
そんなに優れている『短尺ドライバー』が、なぜ世間では広まらないのかと言えば理由は2つあり、「①メーカーからほとんど市販されていない」ことと、「➁練習場では長尺ドライバーの方が飛ぶと感じる」からです。
①メーカーから市販されない
メーカーはあくまでも一発の飛距離性能を求めて製品開発をしているので、その点は仕方ありません。
そこで自作として『短尺ドライバー』を製作しようとしても、現状ではまだまだその情報は不足しています。
➁練習場では長尺ドライバーの方が飛ぶと感じる
もう1つの問題点が、『短尺ドライバー』を用意して練習場で打ってみると、打ちやすさはすぐに感じると思いますが、飛距離性能は長尺ドライバーよりも低いと感じてしまうことです。
なぜなら練習場では何発も続けて打てるので、難しい長尺ドライバーにもうまく対応できて、時々はナイスショットを打てるようになり、その一発の飛距離は優れているからです。
しかしそこで「やっぱり最新ドライバーの方が良いのかな?」とは単純に決めないでくださいね。
試してもらうと分かりますが、実際のコースでは一発勝負なので、平均飛距離は『短尺ドライバー』の方が圧倒的に上回ります。
短尺ドライバーのメリット
多少の問題点よりも、得られる効果が確実に多いのが『短尺ドライバー』です。
❶ラウンドの平均飛距離は確実に伸びる
❷OBが激減する
❸他のクラブと長さが近くなるので、他のクラブの調子もよくなる
❹スイング自体が改善される
❺風に強い
等々、『短尺ドライバー』はメリットはとても多く、スコアアップには確実に効果が表れます。
もしドライバーショットに悩んでいるのなら、そろそろ『短尺ドライバー』を検討してみてはいかがでしょうか。
短尺ドライバーを自作してみましょう!
今回紹介した『短尺ドライバー』について、自作する場合のコツを こちら で紹介しています。
それ以外にも僕のブログの 短尺ドライバー の中で、多くのノウハウを紹介しているので、そちらも合わせてご覧ください。
ゴルフをもっと簡単にするアイディアを シンプルゴルフ ラボ で紹介しています。