Appleは今年、12.9インチの『iPad Pro』とより性能のあがった『iPad mini 4』を発売する代わりに、iPadの次世代にあたる『iPad Air 3』をリリースしない模様です。

これは、台湾のニュースサイト『DigiTimes』が業界筋の情報として伝えたものです。

China tablet supply chain makers shifting to other applications

Appleはこれまで毎年iPadシリーズを更新してきましたが、今年はiPad ProとiPad mini 4にその資源を集中させているようです。このため、中国のタブレットサプライチェーンは受注の減少を見越してほかの産業に注文を求めて動いています。

おそらくですが、Proとmini 4に挟まれた状態ではスペック的な有意差を出しにくいこと。そして、Air 3よりも今年はProを大々的にデビューさせたいのだと思われます。

iPad Air 3は今のところ、2016年までリリースされない見通しです。

iPad Proとは？

今年11月に発売されると噂されている大画面12.9インチのiPad（通常のiPadは9.7インチ）。USB 3.0ポートを搭載しており、マイクロソフトの『Surface Pro』と同じような使い方ができるタブレット端末だとみられている。