【富士宮市】『水久保池』と白糸ノ滝『芝生広場』で紅葉と逆さ富士を愉しんできました
水久保池
江戸時代には青木地区の水田に水を供給していた『水久保池』。
大正12年の関東大震災により、水が貯まらなくなってしまいましたが、昭和中期に工事を行い再びため池として復活し、公園施設も加えて近年新装されました。
15分ほどで一周できる池の周りの遊歩道には桜の木が植樹されていて、桜の名所としても知られています。またへらぶな釣りのスポットとしても有名です。
水久保池の周りには桜の木が多いですが、間を縫うようにしてモミジが植樹されているので、紅葉も見られます。
まだ緑の葉が多いようでした。それでも日に照らされたモミジの葉は透き通るような美しさです。
水門の向かい側からは、池に映った逆さ富士を見ることができます。
鉄塔が入ってしまうのが、少し残念なところではありますが、例えば愛車を停車させたり、モデルさんに立ってもらう場所さえうまく考えれば、紅葉と富士山と逆さ富士を写真に収めることもできます。
撮影の仕方によっては、素敵な一枚が撮れそうです。
水久保池水久保池:富士宮市青木1974
*最近市内でクマの目撃情報が多発しています。充分にお気をつけてお出かけください。
白糸ノ滝『芝生広場』
11月19日までキッズゲルニカが展示されていた白糸ノ滝芝生広場の円形のベンチ内側には、お鬢水を模した水盤があります。
お鬢水は、白糸ノ滝の左上にある溶岩の窪地に湧き出している清水で、源頼朝が富士の巻狩りを行った際、耳ぎわの髪(鬢)のほつれを直したと言われています。
このベンチの水盤を沢山の方が覗き込んでいます。
気になって、私も覗いてみました。
そこにはなんと…
逆さ富士が映し出されていました。
こんな身近で逆さ富士を見られるなんて、感動です!
今年の9月13日に完成した音止の滝展望台には、新しく展望できるようになった景色を見ようと多くの方がいました。
色付いた木々と、迫力ある音止めの滝、その背後には富士山の頭が見える絶景です。
白糸の滝周辺も、秋深まる景色へと変わり、今の時期でしか見られない美しい景観となっていました。
夕方にはまた違った雰囲気の逆さ富士を愉しむことができる白糸ノ滝芝生広場。
四季折々の、そして時間によっても姿を変える富士山の逆さ富士を見られる場所が身近にあるなんて、幸せですね。
白糸の滝は現在紅葉が見頃です。
訪れた際には、ぜひ芝生広場の水盤を覗いてみてくださいね。
その瞬間でしか見られない逆さ富士は、感慨もひとしおです。
白糸の滝:富士宮市上井出273-1
*最近市内でクマの目撃情報が多発しています。充分にお気をつけてお出かけください。