【杉並区】桃のクラフトビールも?11周年を迎えた『荻窪ビール工房』の記念イベントが9/8まで開催中!
荻窪駅の南口に出て、日本茶の『繁田園』の脇道を直進してしばし歩くと、左手に『荻窪ビール工房』が見えてくる。
かつて茶道具屋だった3階建ての家屋をDIYで改装し、一段高くなっている木造のエントランスやガラス張りの引き戸が和の趣を残す店構えは、店内の醸造所でつくられる出来立ての新鮮なクラフトビールとこだわりの食事が楽しめるとあって、ビール好きの荻窪民から絶大な支持を得ているブリューパブだ。
毎日醸造されるビールは、ひと月に6~8種類。定番の”荻凹シリーズ”や地域の店(『繁田園』の日本茶など)とのコラボビールといった一期一会の味の魅力に取り憑かれて、足繁く通う常連客が多いというのにも納得がいく。
ここ『荻窪ビール工房』では、2024年9月1日(日)から8日(日)までの1週間、オープン11周年を祝う記念イベントが開催されている。
11周年記念限定醸造の福島県産の桃を使用したビールや限定熟成のビール、限定メニューのソーセージ、くじ引きなど盛り沢山の内容だ。
酔街草も初日にお邪魔して”限定熟成のラガー”と”うずまきソーセージ”をいただいて来たばかり。なかなか良いマッチングで旨かった。誠におめでとうございます!
9月に入ってもまだまだビールの美味しい気候が続きそうとあって、ぜひ、家友人を誘って”醸造所直結”の味を楽しんでいただきたい。
ご存知の方も多いと思うが、「自家醸造ビール・ビール工房」は、2018年12月に高円寺に第1号店がオープンして以来、2012年7月には阿佐谷店(現在は閉店)、2013年9月に荻窪店、2015年3月には西荻窪店(現在は閉店)と杉並区にも縁が深く、現在は新宿、祖師谷、中野、浅草と都内に6店舗を展開している。
それぞれの店舗で独自に醸造しているとあって、味の違いを求めてクラフトビールの飲み歩きしてみるのも一興だ。
ちなみに、創業者である能村夏丘氏が「こんな小規模で、こんな設備でビールがつくれるのか」と、たった1人でビールをつくる醸造家の姿に感銘を受けて『ビール工房』を始めるきっかけとなった宇都宮市の『栃木マイクロブルワリー』へは、酔街草も何度か足を運んだことがある。これを機にまた行かねばなるまい〜。
ビールも手造りなら、内装もDIYですべて手作りで山小屋風の雰囲気も良し。ビール以外の酒もいろいろと揃っているので、ビール党ではなくとも楽しめるはず。
独りでぶらりと行っても、仲間と一緒にワイワイ楽しんでも構わないと、使い勝手がいいブリューパブであることに間違いない。