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【ボンカレー4種類比較】ゴールドvsネオvs元祖vsTheボンカレーを食べ比べ

相場一花グルメライター

ボンカレー4種類を比較します。ボンカレーは世界初のレトルトカレーとして大塚食品より販売されました。その歴史は古く1968年にさかのぼります。そんなボンカレーですが辛口などの辛さをすべて含めると17種類(2022年現在)もあるんです。いや、全部同じような味だよね…違うかな?と思いつつ、同時に複数種類食べていたので決定的な違いはわからず……。違いが気になります!今回は、ボンカレー4種類(中辛)を食べ比べ比較してみました。

ボンカレーゴールド中辛

あめ色になるまで炒めたたまねぎの深い味わいをベースにビーフのコクと旨味がとけこんだカレーです。
参照元:公式HP

スーパーやコンビニで一番目にするボンカレーの定番品です。

ボンカレーネオ中辛

特製オニオンペーストと香味油を使い、玉ねぎとビーフのコクと旨味にこだわったカレーです。
参照元:公式HP

2009年に生まれた、素材にこだわったボンカレーの進化商品です。こちらもゴールドに合わせて中辛をチョイスしました。

元祖ボンカレー中辛

発売当時の懐かしの味わい。あめ色たまねぎのコクと炒めた小麦粉の香ばしさ薫るカレー。
参照元:公式HP

2020年3月に発売された、元祖ボンカレー。発売当時の味をそのまま再現した商品で辛さは中辛のみです。

Theボンカレー

こだわりの本格製法で芳醇な薫りに仕上げた極みのボンカレーです。
参照元:公式HP

ボンカレー史上最高のプレミアム商品として2015年に発売された商品。こちらも辛さの指定はありませんでした。

ボンカレーゴールドvsネオvs元祖vsTheボンカレー:パッケージ比較

4種類を並べてみました。元祖ボンカレーとTheボンカレーは箱が少し大きめです。

4種類共に電子レンジ調理可能。外箱を立てて電子レンジ調理するスタイル。便利ですね。

ボンカレーゴールド中辛

まずは、ボンカレーゴールド。

2016年にリニューアルしたボンカレーゴールド。リニューアルから全て国産野菜が使用されるようになりました。

電子レンジ調理の場合、500Wで1分40秒。湯せん調理もOKです。

1人前(180g)154kcal。糖質は18.5gで食塩相当量は2.3gです。

ボンカレーネオ中辛

国内自社工場で国産野菜を使用して製造しているボンカレーネオ。

電子レンジ500Wで2分。湯せんでもOKです。

1人前(230g)214kcal。糖質は24.2gで食塩相当量は2.9gです。

元祖ボンカレー中辛

レトロな雰囲気の元祖ボンカレー。保存料・合成着色料は使用していません。電子レンジ500Wで1分40秒。※うっかりしていて、写真撮り忘れました。

1人前(200g)202kcal。糖質は18.6gで食塩相当量は2.4gです。

Theボンカレー

高級感のあるパッケージが魅力的なTheボンカレー。電子レンジ500Wで1分40秒。※こちらも写真撮り忘れました。

1人前(210g)294kcal。糖質は22.1gで食塩相当量は1.7gです。

ボンカレーゴールドvsネオvs元祖vsTheボンカレー:味の比較

4品を並べてみました。どれも似たようなものかと思いましたが、具材のやカレーの色合いがまったく違いますね。一番定番のボンカレーゴールドを基準に他のボンカレーを比較していきます。各カレーを食べていきましょう。

ボンカレーゴールド中辛

まずはボンカレーゴールドから。濃い目の茶色です。

具材はそれなりに入っている印象。

中辛だけど全く辛くなくてマイルド。とはいうものの、妙な甘さはありません。あっさり風味の口あたりから、最後にはほのかに甘さが広がるため、辛いのが苦手な子どもでもおいしく食べられるカレーでした。

じゃがいもは柔らかく煮込まれています。全て小さめに角切りされた具材は子どもでもひとくちで食べられる大きさでした。

ボンカレーネオ中辛

ボンカレーゴールドよりも色が茶色いボンカレーネオ中辛。こげ茶に近い色合いです。

全体的に具材が大きく、ゴールドよりも多く入っているような気がします。

牛肉の旨みが口の中に広がっていき、あっさり風味のカレーでほのかに洋風の味わいがします。ゴールドよりもトロミが少なく、さらさらと食べられるのが特徴のひとつです。辛さはさほど感じませんでした。少しだけゴールドよりは辛いといったところです。

具材ひとつひとつが大きくて、食べ応えがあります。じゃがいもや人参は柔らかく煮込まれているため、具材は大ききくても食べにくいとは感じませんでした。具材の量はゴールドよりも1.5倍程度多い気がします。

元祖ボンカレー中辛

家庭で作ったカレーのようなビジュアルの元祖ボンカレー中辛。色はゴールドよりも黄色がかっていて、黄土色です。

具材の量はゴールドよりは多いですが、ネオよりは少ないという印象です。

カレールーのトロミが強く、ドロッドロです。小麦粉感があってがあって、ウスターソースと炒めた玉ねぎの香りがほのかに漂っています。表現が難しい、どこか懐かしい不思議な味がするのが特徴です。辛さはゴールドよりも辛くなく、ほとんど甘口に近い感じでした。

柔らかく煮込まれたじゃがいもは形を崩すほどです。人参も角が丸くなるくらい、煮込まれているため、煮込み度はゴールドやネオよりも上です。

Theボンカレー

Theボンカレーは、これまでのボンカレーと見た目と雰囲気が全く違いますね。どこかの洋食屋で出されているいそうなカレー。一番、色が茶色く、焦げ時茶色っぽい。

全体的に肉が多く、野菜が少ないのが特徴です。肉はゴロゴロと入っているため食べ応え田ありそうな見た目をしています。

トロミは強いですが、どこか方向性が異なっています。ゴールド・ネオ・元祖のトロミは小麦粉由来でしたが、Theボンカレーはスパイスでとろみがついているような感じがします。当然、カレールーもスパイスが効いていて、4種類の中ではいちばんの辛さでした。

スパイスが効いていながら欧州カレーのようなデミグラスの風味もあり、高級感が漂っていますね。

具材はお肉が中心です。お肉はパサついていて、固いのが残念なところ。もう少し柔らかく、しっとりルーが染み込んでいたら嬉しかったですね。

同じボンカレーでも別物

ボンカレー4種類ともに、味や食感、方向性はまったく違いました。

まとめると、下記の通り。

  • ボンカレーゴールド:普通のオーソドックスなカレー
  • ボンカレーネオ:ゴロゴロ柔らかく煮込まれた野菜を食べたい
  • 元祖ボンカレー:昔ながらの小麦の香りが漂うカレー
  • Theボンカレー:スパイスが効いた高級感漂うカレー

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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