Yahoo!ニュース

【京都市】山科区 甘酒の御接待も頂ける『初寅大祭』を古刹『毘沙門天門跡』で♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都市の山科区にある『毘沙門堂門跡』は、「毘沙門天」を祀る天台宗の門跡寺院。

「そうだ、京都行こう」の紅葉で有名なお寺でもあります。

過去記事参照→ ”そうだ京都行こう”『毘沙門堂門跡』の紅葉が圧巻♪

天台宗の宗祖である伝教大師・最澄が自ら刻んだと伝わる御本尊の「毘沙門天」。その使いが「寅」であることから毎月寅の日を縁日とし、一年の始まりには「初寅大祭」が行われます。

今年は2023年01月7日(土)から9日(月)の期間です。

大祭の3日間は“魔よけの寅”の福笹授与(1月中まで授与)があり、昨年の福笹はテントの中にお返しします。

今年の福笹を頂いたら、境内へと進みます。

かわいい今年の干支のウサギが描かれた大きな絵馬も飾られていました。

寅の日を縁日とする毘沙門天は招福と勝負、鬼門を守護する神さまです。

文化財指定になっているところは、有料で拝観できます。

ただ、ご本堂に上がってお参りをさせてもらうことはできますよ。

かつては節分などの特別なイベントの時に有名人らが豆まきに来られていたこともあり、本堂に飾られた提灯に著名人の名前が見られます!

昼14時からは護摩祈願と三壇修法供が営まれ、今年は特別に御加持をいただくことができました。(祈りを捧げている人に僧侶が一人一人真言を唱えながらありがたい数珠で頭と両肩を叩いてくださいます)

護摩祈願で燃え上がる火を見ていると、今年もなんだか頑張れる気がしてきました♪

また、御接待で甘酒も先着順でいただけます。少し寒さを感じる場所にあるので、このご接待は嬉しいです♪生姜をたっぷり入れてもらって美味しく暖かくいただきました♪

そして、干支みくじ!初寅にちなんだトラ御籤と、今年の干支であるウサギちゃんの御神籤から選べました。うぅぅぅぅ〜なんだか隣のトラのパワーに負けてしまいそうなウサギちゃんたちも負けずに大人気です!

いつ行ってもほっこりさせてくれる『毘沙門堂門跡』には、弁財天さん、水天さん、妙見さん、お稲荷さんなどたくさんの神様がいらっしゃいます。

禊の滝も弁天さんの裏側にありました!寒中禊にご興味がある方…w

3月(旧暦2月・卯月)最初の「卯の日」が八幡様(応神天皇)の誕生日とする説があり、これが“厄除け”の意味と重なると伝わるところもあるとか。

“卯(う)”の方位は東であり、東方位の守護神は帝釈天(たいしゃくてん)とされるそうですよ!

笹につるした張り子の虎(笹寅)をいただき、護摩祈祷(14時〜)してもらい、甘酒もいただける『毘沙門堂門跡』♪での『初寅大祭』!ご加護をいただきましょう〜♪

毘沙門堂門跡

住所: 京都市山科区安朱稲荷山町18

電話番号: 075-581-0328

拝観時間: 9:00~17:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

高津商会RICAの最近の記事