5月は粽と柏餅!おとな空間で和スイーツと日本茶を『和菓子喫茶 菓寮 伊藤軒』京都高島屋地階にオープン
江戸時代から続く老舗京菓子『伊藤軒』が京都の街中に菓寮をオープン!あの行列のカフェの味をスタイリッシュな空間でいただけるようになりました。伝統的なお菓子に、今の風を吹き込む、ひとくちサイズの和菓子を楽しめる「和菓子喫茶 菓寮 伊藤軒」をご紹介します。
『和菓子喫茶 菓寮 伊藤軒』
2023年4月6日京都高島屋地下にオープン!
元治元年(1864年)創業の伊藤軒。時代に合わせて形を変えながら様々なお菓子を提供してきています。京都、伏見の本店はモダンな空間で提供されるベジタリアンランチや、フルーツいっぱいのパフェで大人気。しかし今までは立地的に気軽には行けませんでした。
今回、阪急河原町駅直結の京都高島屋に新店オープンというのは、スイーツ好きには朗報!
カウンターのみの店内は割烹のような高級感。目の前でお茶を淹れる様子を眺めることができます。おひとり様もゆったりくつろげます。
本店で大行列のパフェが大人気ですが、一口サイズの様々な和菓子が楽しめる「和菓子箱」をお願いしました。
和菓子箱
様々な伝統技法をひと箱に詰め込んで
〈菓寮 伊藤軒〉和菓子箱(1セット) 2,200円から。価格はセットドリンクにより異なります。私は
・和菓子箱 煎茶嘉木コース 2860円をセレクト。一保堂の煎茶 嘉木は急須でたっぷり。
和菓子箱 煎茶嘉木コース
一口サイズの和菓子と日本茶のペアリング
蓋をあけると一口サイズの和菓子が登場!いろいろな味を楽しめるのは楽しい。
柚子ゼリー
器も美しい柚子ゼリーは涼やか。スプーンでいただきます。ほのかな甘さのなかに柚子が香りたちます。
ちまき・かしわ餅(みそあん、こしあん)
わ~5月ですね!かしわ餅は普通のサイズだと一つ食べるとおなかいっぱいになってしまうのですが、こちらの一口サイズは本当にちょうど良い。上品なこし餡と、ひそかな塩気がきいているみそ餡の2種が楽しめるのはとてもお得な気持ち。
和三盆如水黒豆のせ、わたぼうし
しっかりと甘みのある琥珀羹に黒豆がのっています。わたぼうしは浮島。こちらは甘味を抑え組み合わせが絶妙。
ひとくち上生菓子 唐衣(からころも)青梅(あおうめ)
美しい。そして大きさがまた可愛くて、こちら2種味わえるのも嬉しいです。
「青梅(あおうめ)」白こしあんをういろう生地で包んでいます。青梅の中から透けるピンク色が愛らしい。
「唐衣(からころも)」在原業平が「かきつばた」の五文字を句の頭に据えて詠んだ和歌にちなんだ、こなし生地のお菓子です。
私上生菓子大好きなのですがお餅系よりも、こなしやういろうといった餡生地を使ったものが好きなのでまさにこのみな2種です。
綺麗で大好きな生菓子を最後まで食べるのがもったいなくて、なかなか手をつけられなかったです。
こちらの生菓子2種はドリンクメニューをオーダーすれば2つセット500円で注文可能。
和菓子のセットを堪能した後になつかしい「豆菓子」が出てきました。途中であると箸休めで塩気を足せるので今度オーダーするときは最初にのせてもらおうかな。
とにかく大満足なスイーツの宝箱でした。お茶とのペアリング、ひとつひとつの和菓子のクオリティの高さ、なにかもがパーフェクト。こちらの内容は毎月変わるそうなので、毎月通いたいファンも増えそうです。
夕方にうかがいましたが、お買い物の休憩にゆったりおひとり様タイムを楽しむマダムや、話題のパフェを目当てに立ち寄るご夫婦などみなさんよくご存じですね!午前からでも、仕事の後の時間でも一人でカウンターに気軽にうかがえるのでとても使い勝手の良いお店としてもおすすめです。そして一旦入ってしまうと、カウンターでも高級感があり落ち着けるんです。
私もまた和菓子箱をいただきに、そしてパフェメニューなど目当てにうかがいたいです。
取材協力:菓寮 伊藤軒
和菓子喫茶 菓寮 伊藤軒 高島屋京都店概要
和菓子喫茶 菓寮 伊藤軒 高島屋京都店
京都市下京区四条通河原町西入真町52 高島屋京都店地階
10:00〜20:00(L.O.19:30)
【阪急電車】阪急京都線京都河原町駅直結
【京阪電車】京阪祇園四条駅下車 徒歩5分
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