麺や金時監修カップ麺!旨み贅沢な一杯「明星 The淡麗 塩わんたん麺」を実食レビュー
明星が2022年より発売した新ブランド「明星 The淡麗」シリーズ。淡麗系ラーメン店の監修したカップラーメンシリーズとして、一部カップ麺マニアから人気を得ています。
そんな「明星 The淡麗」シリーズの第1弾として販売されたのが「明星 The淡麗 麺や金時監修 塩わんたん麺」286円(税込)です。
最近、再販されたのかコンビニで見かけたので購入。端麗系のおしゃれなパッケージが目印です。
「ミシュランガイド東京2015〜2019」のビブグルマンに選定された麺や金時。2012年3月より営業を始めた「麺や金時」は「汁なし担々麺」が看板商品。その看板商品と肩を並べるのが「塩らぁ麺」です。東京ラーメン・オブ・ザ・イヤーで賞を得るほど完成度の高いラーメンは鶏本来の旨みとストレート麺が高い評価を得ています。
お店の品質に近づけた鶏肉の旨みをしっかり効かせた塩スープとのど越しの良いしなやかなノンフライ麺が強みのカップラーメンです。具材は液面を覆うほどたっぷり入ったわんたんと刻み葱が使用されています。
豚脂・食塩・糖質・香味油。チキンオイル・豚・鶏エキスなどがスープに使われています。
1食(97g)383kcal。炭水化物62.2gで食塩相当量は6.7g(めん・かやく2.4g、スープ4.3g)です。
後入れ粉末スープ・調味油・刻み葱のはいった小袋が入っています。
湯戻し時間は4分のノンフライ麺。麺と一緒にわんたんが、いくつもはいっています。
完成品はこちら。見た目はまさに端麗系と言える塩ラーメン。
スープはよくあるインスタントの塩ラーメン味がします。袋麺のチャルメラの風味に近い。粉スープがいけないのかもしれませんね。化学調味料の味が強すぎて、とても端麗系とは思えませんでした。鶏油については、とりあえず後から入れましたといったブレンド具合。チャルメラ塩味に鶏油をかけても近い味わいです。全体的に雑な印象を受けます。
麺はモチモチしていながらコシもありクオリティ高め。ただし、お店の麺のようなツルっとした喉ごしはなく、だまになってほぐしにくいところが気になります。
ワンタンは数が多くて、食べ応えはありますが、皮が9割を占めていて、具材はほとんどありません。
期待値の高いカップラーメンだったので、全体的にチープかつ出来がいまいちだったので非常に残念でした。わんたんや麺は価格などを考えると難しいですが、スープに関してはもう少し改善の余地がありそう。
ごちそうさまでした。