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【小学生】ドアを開けっぱなしにする子に効果的だった!誰でも簡単に「習慣化する」3つの方法を教師が解説

ナナホシ教育/子育て/学校

「また開けっぱなし!」とイライラしていませんか?ドアを閉め忘れる子どもには理由があり、適切な対応で改善できます。子どもの自覚を促しながら、ドアを閉める習慣を身につける効果的な方法があるのです。今回はドアを開けっぱなしにする子供の共通点と対処方法を解説します。

ドアを開けっぱなしにする子の傾向

ドアを開けっぱなしにする子どもには、無意識的な行動、注意力散漫、急いでいる、または単純に忘れやすいなどの共通点があります。また、エネルギッシュで次の行動に意識が向いている場合もあります。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1.視覚的リマインダーを活用する

ドアに目立つステッカーや看板を貼り、「ドアを閉めてね」というメッセージを視覚的に伝えます。子どもの目線の高さに合わせて貼ることで、より効果的です。また、子どもと一緒にオリジナルの看板を作ることで、意識づけを強化できます。

効果的な声かけ例

「一緒にドアの閉め忘れをしないようにポスターを作ろう。どんなデザインにする?」

NGな声かけ例

「何度言ったらわかるの?看板見てないの?」

2.ポジティブな強化を行う

ドアを適切に閉めた時に、すぐに褒めます。具体的に行動を言葉にして評価することで、子どもの意識が高まります。また、ドアを閉める行動をチェックリストに入れ、達成時にシールを貼るなど、視覚的な達成感を味わえるようにします。

効果的な声かけ例

「ドアをしっかり閉めたね。エアコンの効きも良くなるし、すごく助かるよ。」

NGな声かけ例

「やっと閉められたわね。いつもこうできないの?」

3.ゲーム感覚で習慣づける

ドアを閉める行動をゲーム化します。例えば、家族で「ドア閉め忍者」というゲームを始め、誰が一番静かにドアを閉められるか競争します。または、一週間でドアを開けっぱなしにした回数が最も少ない人を表彰するなど、楽しみながら習慣づけを行います。

効果的な声かけ例

「今週のドア閉め忍者チャンピオンは誰かな?毎日頑張ろうね。」

NGな声かけ例

「また開けっぱなし。こんなゲームやっても意味ないじゃない。」

まとめ

ドアを開けっぱなしにする子どもへの対応は、視覚的リマインダーの活用、ポジティブな強化、そしてゲーム感覚での習慣づけが効果的です。これらの方法を粘り強く続けることで、子どもは徐々にドアを閉める習慣を身につけていきます。叱るのではなく、子どもの特性を理解し、楽しみながら意識づけをすることが大切です。一朝一夕には変わりませんが、長期的な視点で取り組みましょう。

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