【台風対策】遠い地域は要チェック!暮らしのプロの最優先「防災用品準備リスト」5つ
猛威を振るう台風10号が日本列島を縦断中です。進む速度が遅いということもあり、まだ用意が間に合う地域に向けて、暮らし研究家が「防災用品準備リスト5つ」をご紹介いたします。
1.カセットコンロセット
電気やガスが止まったときにあると安心なのがカセットコンロとガスボンベのセットです。使用方法や製品によっても異なりますが、ガスボンベは1本当たり約1時間使えます。台風時には3本1セットを用意しておけばひとまず安心ですが、地震対策も含めれば最低でも1週間分は用意しておいた方がよいでしょう。
2.非常食・非常飲料
非常食や非常飲料と言えば、「乾麺」や「飲料水」などが思い浮かびますが、それだけだと栄養も偏り飽きやすいです。
おすすめは、ダイソー購入の「温めずに食べられるカレー(110円)」やスーパー購入の「豚汁の具」です。豚汁の具は常温でも保存可能なので、停電で野菜が傷むこともなく安心安全にいただけます。
非常水はもちろんのこと、ジュースなども用意しておくと安心できます。おすすめは「棒アイス」。凍らして食べることもできますし、ジュースとして飲むこともできます。小分けされているので、途中で傷む心配もなく溶けても破棄する必要もありません。
3.暑さ対策アイテム
夏場の停電で一番不安なのが、ふだんフル稼働している「エアコン」や「扇風機」が使えなくなること。消費電力も高いため、ポータブル電源を用意しているご家庭でも、「ごく短時間しか使えない」という可能性もあるので、ポータブル電源だけに頼らない対策が必要です。
ポータブルタイプの扇風機がある場合は予めフル充電をしておくと、停電時に活躍するでしょう。
その他、「保冷ジェルシート」や「氷枕」などを用意しておくと身体を冷やしてくれます。
氷はいつもよりも多めにつくっておくとよいです。ストックを袋に入れて冷凍庫のすき間に入れておくと、身体を冷やすアイテムにもなり、停電になっても溶けるスピードを遅らせてくれますよ。
4.照明複数
停電時には欠かせない照明。トイレやキッチンでの作業をするために複数あると便利です。電池の予備もお忘れなく。また、ソーラーライトの照明などもあると安心です。
5.保護資材
窓ガラスの飛散防止となる養生テープのほかに、「マスカー」を用意しておくとより安心です。
窓を覆うようにして貼っておくと二重の飛散防止にもなり、より安心です。窓が割れてしまった後の応急処置としても使えるので、養生テープとセットで購入したいもののひとつです。
備えあれば憂いなし!
優先的に準備しておきたい5つのアイテムをご紹介いたしました。想像以上に大きくて遅い台風だということが分かり、ここ数日ソワソワしているという人も多いのではないでしょうか。事前に備えておけば安心材料にもなるので、いざというときにも冷静に対応することができます。
ただし、既に台風が接近している地域の人は外出をお控えください。
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