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【富士川町】標高1900m近くまで車で行けます!新緑の櫛形山の林道を楽しむ

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

夏の櫛形山登山のメジャーな玄関口となる池の茶屋登山口。そこに繋がる「県営林道池の茶屋線」が先日無事に冬季閉鎖解除となりました。

今回は、櫛形山トレッキングコースを歩くために池の茶屋登山口を目指しますが、先ずは林道の様子とそこから見ることができる景色をご紹介したいと思います。

県道42号青柳二丁目交差点から県道413号平林青柳線を西進。平林地区を目指します。

平林地区からの富士山。棚田に水が張られ始めていました。好きな景色です。

右手に「みさき耕舎」の看板が見えたら右折。

赤字「丸山林道入口」看板のところで左折して細い道を上っていきます。

案内板に従い、左方の丸山林道に進みます。

過去記事でご紹介しました、櫛形山林道見晴らし平の通行止めの先は、こちらに続いています。相変わらず通行できないのは残念。

右に進めば県営林道丸山支線。富士山の眺望はこちらの方がスッキリ綺麗ですが、伐採林の間を走るので趣は少々削がれてしまうと思います。今回は左に進みます。

標高1600m弱の地点から。富士川の街並みが見えて高度を感じさせるポイントです。

丸山林道と池の茶屋林道の分岐に在る池。古くは池のほとりに茶屋があって、奈良田方面との往来で人々から利用されていたと聞いたことがあります。

池の茶林道との分岐。左に進めば丸山林道ですが現在通年通行止め。再び開通される望みは薄い?今回は右に池の茶屋林道を進みます。

林道の途中からは見事な白根三山を拝むことができます。正直、トレッキングコースから見る南アルプスよりも眺望は良いです。

北岳と間ノ岳の中間を目一杯ズームして撮影。真ん中のやや角張って見える建物らしきものが北岳山荘です。

池の茶屋林道の終点。櫛形山池の茶屋登山口に到着。平日の割に登山客の車が多めでした。櫛形山トレッキングコースについては次回ご紹介します。

復路。行きでスルーしてしまった展望広場に立ち寄り。

とても綺麗に整備されていて、車椅子でも展望台に行けます。

手前の木々が成長してしまったので、眺望がよろしいとは言えませんが、それでも車椅子で来られる意義は大きい。ただし、富士山を見るには立ち上がらないと難しいかもしれません。

林道を下りきったら「みさき耕舎」で昼食です。過去記事はこちら

カウンターで外を眺めながら蕎麦をいただく幸せ。櫛形山下山後やドライブの途中での立ち寄りに良いかと思います。

平日で大型車とのすれ違いが何回かありました。また、狭い道なので軽自動車同士でもスムーズにすれ違えないポイントがとても多いです。運転に自信がない方は平日は避けられた方が良いと思います。

今回は、冬季閉鎖の解除間もない林道を走ってみました。麓では真夏日の暑い一日でしたが、山中はとても快適で過ごしやすい気温でした。これからの季節、暑さを逃れて標高1900mの清涼な空気を味わいに来られてはいかがでしょうか?

【県営林道丸山線・池の茶屋線】

 山梨県 県営林道通行規制情報

平林交流の里【みさき耕舎】

住所:山梨県南巨摩郡富士川町平林2335-1

営業時間:午前9時~午後4時(食堂は午前11時30分~午後3時)

定 休 日: 火曜日(火曜日が祝祭日のときはその翌日)年末年始

電話: 0556-22-0168(FAX兼用)

Eメール:misaki-kosya@town.fujikawa.lg.jp

公式HP

産業振興課 商工観光担当

電話:0556-22-7202

地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市と富士川町の皆さんが「出かけたい」と思えるような記事をお届けできるように頑張ります。

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