【川崎市中原区】夏の日差しに濃い影さす、さるすべりの散歩道/宮内遊歩道
二ヶ領用水沿い、中原区と高津区の境目にある宮内遊歩道で、さるすべりが鮮やかな花を咲かせています。
木肌を見ると、つるんつるんで、確かに猿もすべりそうです。ただ、花があざやかな濃いピンク色で、猿がすべりそうな名前からは想像ができない華麗さです。
さすがに、お昼過ぎの気温34度、35度の頃は誰も歩いていない遊歩道ですが、このさるすべり、7月の初旬からずっと咲いている、長く楽しめる花なんです。
ひとつ上の曇っている空の写真は、7月の前半のもの。車椅子を押した老夫婦が、さるすべりの花の下へ来て、一休みがてらお花見をしていました。
やや天気の悪い時の方が、鮮やかに見える気がします。最近はこの猛暑で、花がくたびれがちです。
そうはいっても、お昼頃から午後は熱中症の危険もあります。早朝や夕方以降は、風が吹き渡って、散歩もできそうです。
電車の駅からだと暑い中、歩くことになるので、今の時期はすぐ近くのバス停からどうぞ。