【渋谷区】将棋会館2024年9月に移転 長く親しまれた聖地は(仮称) 千駄ヶ谷センタービル1階へ
渋谷区の西参道駒テラスで将棋同好会に参加してスタッフさんの多面指しに数手で負けてしまい、「玉の守りは金銀三枚」「攻めは飛角銀桂」という基礎を知りました。同好会の記事はこちら。
全国各地で将棋のタイトル戦が行われている日本将棋連盟ですが、将棋会館は渋谷区千駄ヶ谷にあります。
渋谷区千駄ヶ谷の将棋会館
目の前は鳩の森神社です。とても静かな環境に建物があります。1階はたくさんの将棋関連グッズの売店フロアとなっており、誰でも自由に買うことができます。
将棋会館内に食事処はありませんが隣の全国設計事務所健康保険組合の2階レストラン「Pal(パル)」で手ごろなランチが食べられます。
将棋会館は築47年の5階建て。2階の将棋道場へ向かう小学生の姿もあります。
日本将棋連盟はYahoo!ショッピングストアでグッズの通販も行っています。サイト内ランキングの商品を見てみましょう。(ランキングは4月10日のものです)
5位 100周年記念ハンドタオル 880円
4位 免状額ほまれ 16500円
3位 100周年記念キャップ 3850円
2位 名人位扇子 藤井聡太「温故知新」3800円
1位 藤井聡太竜王・名人 二冠記念扇子「邁進」3850円
1位2位は藤井聡太さんでした。2階の道場に登る階段の前に藤井聡太さんの八冠グッズが飾られており、道場へ向かう多くの小学生が八冠の記念の扇子の横を通り階段を駆け上っていきました。
将棋会館の前の鳩の森神社にある将棋堂
将棋会館の目の前にある鳩の森神社の中には「将棋堂」があり、将棋の聖地として将棋関係の方や棋士を目指す子供たちで賑わっています。将棋堂の中には「王将」の駒が鎮座され1月の棋堂祈願祭では戸が明けられます。
将棋同好会の多面指しの経験から「将棋の強さ」を初心者ながら目の当たりにして、強さは日々の研鑽あってのことと想像します。将棋堂の「棋力向上絵馬」にはたくさんの強くなりたい気持ちが書かれていました。
将棋堂の前には駒の形の「王手みくじ(初穂料200円)」が結ばれています。
将棋にまつわる格言と手筋が書かれています。
将棋会館2024年9月に移転 連盟100周年目に(仮称) 千駄ヶ谷センタービル1階へ
鳩の森神社の鎮守の森の前に建つ将棋会館は築47年です。耐震工事もされましたが、今年2024年に日本将棋連盟が100周年を迎えると同時に移転が決まっています。
棋士が主人公の羽海野チカさんの3月のライオンでも度々描かれた現在の将棋会館もあとわずかで閉館です。新しい将棋会館は(仮称) 千駄ヶ谷センタービル1階(渋谷区千駄ヶ谷1ー18ー1)、JR千駄ヶ谷駅の目の前の区画で東京体育館の横の区画、大規模な工事が行われています。現在の将棋会館の見学は2024年7月31日まで、新将棋会館のご見学は2025年4月1日以降と書かれています。100周年を境に新しい将棋会館の時代が始まろうとしています。
東京・将棋会館 1階 日本将棋連盟オフィシャルショップ東京店
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
営業時間 10:00~17:00
定休日 毎週火曜日 定休
※火曜日が祝日の際は営業
※年末年始の期間及び棚卸の日は曜日に関係なく休業
お問合せ 03-3408-6596(売店直通)
日本将棋連盟 東京・将棋会館の公式ページ