【板前解説】焼き魚×大根おろしが最強なワケ
こんにちわ、板前のぱぷちゃんです!
いきなりですが
【焼き魚に大根おろしを添える理由】
をご存知ですか?「いつも添えてあるから、当たり前に食べてる『大根おろし』でも、なぜ?」
〜今回の目次〜
- 大根おろしを添える理由
- 大根おろし以外の物じゃダメなの?
- プロの大根おろし
1.大根おろしを添える理由
まずは、この「大根おろし」にはちゃんとして名称があり、【あしらいもの】と呼びます。
また、魚の向きと“あしらいもの”の位置にルールがあります。
頭は左、腹が手前におきます(下の写真)
では、今日の本題に入ります。なぜ、一緒に食べるのか?
まず、大根おろしには殺菌効果、脂質を分解して
消化を促進する効果があります
特に”脂っこい焼き魚”と一緒に食べることで消化吸収を補助してくれる効果があります。
また、独特の辛味が魚の臭み消しをしてくれる効果も期待できるので、添えるようになったとされています。
2.大根おろし以外の物じゃダメなの?
【回答】→ 大根おろし”以外”でもOK!
例)・酢の物・煮物・蜜煮
しかし、ひとつだけルールがあり、それは…
「主なる料理を邪魔しない」ことです!
メインは魚、あしらいものはサポート役だと思って下さい!
3.プロの大根おろし
まずは、「大根の特徴」から知る必要があります。
上部は甘い、下部は辛い
→大根おろしに向いてるのは「上部」
※辛い大根おろしが好きな人は「下部」でもOK!
そして、おろし方のコツ
直角にあて、優しく円を描くようにおろす
優しくおろし事で口当たりなめらかに!
力を入れておろすと…「荒い大根おろし」になります。