4月3日は「シーサーの日」イベントは中止でも壺屋やちむん通りは魅力がいっぱい【那覇市】
先日、「<告知>4月3日はシーサーの日!シーサーづくしを満喫しよう【那覇市】」のタイトルで壺屋やちむん通りのイベントを紹介しました。
ご存じの通り4月3日は台湾の地震の影響で津波警報が出たため、イベントは中止になってしまいました。安全を考慮した賢明なご判断だったと思います。
イベントは中止になってしまいましたが、私ひとりで4月3日に壺屋やちむん通りを歩いて見ましたので紹介しましょう。
壺屋焼物博物館が無料開放
壺屋焼のことがよくわかる壺屋焼物博物館は普段は有料ですが、4月3日は無料で開放されていました。
見どころはたくさんあるのですが、一番は「ニシヌ窯」でしょう。
この博物館の建設地から発掘され、切り取ったニシヌ窯をほぼ原位置で保存・展示しています。
たくさんの陶工たちが働いていた様子が目に浮かびますね。
見逃さないで欲しいのが、トイレです。
女子トイレの洗面ボウルは國場一さんの作品で
多目的トイレの洗面ボウルは高安康一さんの作品です。
新垣家も無料開放
通常は金、土、日、祝だけ無料で公開されていますが「壺屋でシーサーの日」の4月3日も解放されていました。
何度見ても心が動かされるのが東ぬ窯(あがりぬかま)です。
当時のままの屋根の柱は石を積み重ねただけですが、とても頑丈にできているので補強工事などはされていないと伺いました。
東ぬ窯の内部は房と呼ばれる小部屋に別れていて、共同で使っていたそうです。
壺屋焼の割引販売
「シーサーの日」のイベントは中止になってしまいましたが、壺屋焼を割引販売しているお店もありました。
壺屋焼は同じものがありませんので、気に入ったものが見つかったら即、連れて帰ってくださいね。
シーサーめぐり
ガイドさんの解説付きの「壺屋まーい・シーサーまーい」は中止になってしまいましたが、壺屋やちむん通りにはたくさんのシーサーがあるので、めぐってみることにしました。
表情豊かなシーサーや
頭だけのチブルシーサー
よーく探さないと見つからない隠れシーサーもあります。
「シーサーの日」のイベントは中止となってしまいましたが、壺屋やちむん通りの魅力はそのままなので楽しく歩くことができました。来年は無事に開催できることを願います。
壺屋やちむん通りの基本情報
住所:沖縄県那覇市壺屋1丁目16
TEL: 098-862-3761(壺屋焼物博物館)