【札幌市北区】蕎麦の老舗が減ってゆく……。半世紀以上続いてきた、新琴似の蕎麦店が閉店していました
2024年9月某日、新琴似四番通沿いを通っていたところ、とある貼り紙を見つけました。
お店のシャッターに貼り出されていたその紙は、「閉店のお知らせ」。
この地で長く長く愛されてきた、老舗の蕎麦店「新ふじ」の閉店を知らせるものでした。
「新ふじ」の営業が始まったのは、1970年。実に半世紀以上にわたって多くの方をおいしい蕎麦で楽しませてきてくれました。
特にカレー蕎麦が人気で、この味を目当てにはるばるやってくるお客さんも。
SNSなどを見ると、以前から「しばらく「新ふじ」さんが営業していない様子だ」と気にしていた方もいらっしゃったようです。
この「閉店のお知らせ」の貼り紙がいつ掲示されたのかは不明ですが、「いつか営業再開するのかも」と待っていた方にとっては寂しいお知らせとなってしまいましたね。
貼り紙によれば、店主さんがご病気であることや、店舗の老朽化が閉店を決意した理由とのこと。
どうかお身体が快復するよう、願うばかりです。そして、これまで「新ふじ」ならではの蕎麦を提供し続けてくれた店主さんに「長きにわたってお疲れ様でした」と感謝を伝えたいですね。
新ふじ(※閉店済み):北海道札幌市北区新琴似8条5丁目2-2 大久保ビル
蕎麦店といえば、1年前、同じく新琴似エリアの「そば処 まるあ」や「そば処 〼半(ますはん)」が閉店したのがまだ記憶に新しいところ(過去記事参照)。
昔ながらの趣ある老舗が多いだけに、なじみの蕎麦店が減ってしまうのは寂しいものです。