【札幌市北区】まさかここも閉店なんて……。新琴似の老舗が10月だけで2店も営業終了し、惜しむ声多数
何事にも通ずることですが、失ってからその大切さ・偉大さに気付くことってありますよね。
このお店も、「もっと味わいたかった」「もっとたくさん通えばよかった」と感じている方が、今頃たくさんいることでしょう。
札幌市北区新琴似で長年営業していた老舗「そば処 まるあ」が、2023年10月31日(火)をもって閉店となってしまったのです。
少し年季の入った建物が、またいっそう名店にふさわしい雰囲気を醸し出していた「そば処 まるあ」。
札幌市立光陽小学校の向かいにあり、周りは住宅街。ほかに飲食店が並んでいることもないけれど、お昼時になるとタクシー運転手さんや営業回り中のサラリーマンなど、多くのファンが毎日入れ替わりやってきていました。
こうして「閉店のお知らせ」や静かに佇むお店を見ると、「もう食べられないんだなぁ」と実感します。
そば処まるあ(※2023年10月31日閉店)
住所:北海道札幌市北区新琴似6条11丁目5-1
今回の「そば処 まるあ」閉店がいつも以上に寂しく感じるのは、つい最近、もうひとつ新琴似の名店とされるそば屋さんが閉店してしまったばかりだから、というのもあるかもしれません。
実は先月の10月29日(日)、同じく新琴似にある老舗の蕎麦屋「そば処 〼半(ますはん)」が創業45年の歴史に幕を閉じました。
1978年の創業以来、「〼半」も多くの方に愛されてきた名店です。お蕎麦が美味しいのはもちろんですが、カツ丼や親子丼、フライなども人気で、何度も通う常連さんがたくさんいました。
長年親しんでいた地元のお店が相次いでなくなってしまうというのは、やはり寂しいものですね。どちらのお店も、長い間お疲れ様でした。そして、美味しいお蕎麦をありがとうございました!
そば処 〼半(※2023年10月29日閉店)
住所:北海道札幌市北区新琴似12条6-1-7