ゆで卵を水から作る《冷蔵庫の冷たい卵使用》~茹で時間・茹で具合・ツルンと剥く方法
こんにちは。
今日はお弁当おかずの中でも「基本のキ」であるゆで卵の作り方について、私の普段の作り方をご紹介しましす。
ゆで卵はお湯から作る方法と水から作る方法がありますが、私はいつも「冷蔵庫から出し立ての卵」で水から作っています。
そっちの方が断然簡単ですよ~。
まずは茹で上がり比較から
今回、茹で時間を5パターンに分けて茹で上がり具合を比較してみました。
8分から1分刻みで12分まで作っています。
こちらは8分。外側から均等に火が入っている感じがわかりますね。
黄身だけじゃなく白身の一部もまだ半熟です。
こちらは11分ちょっとで上げたもの。
私はいつもこのくらいの茹で加減でお弁当に入れています。黄身に適度な湿り気があって舌につかず離れずまとわりつく感じ。単体でも食べ合わせでもいけます。
ゆで卵を水から作る時の6ステップ
私がいつも作っているゆで卵の場合、以下のような流れになります。
1.冷蔵庫から出したての「冷えた卵」を使う
2.卵のお尻に画鋲などで穴をあける
3.水から茹で始める
4.茹で時間は11分~12分30秒
5.水道水で急冷する
6.殻にヒビを入れてから剥く
茹でる前の準備
まずは卵を冷蔵庫から取り出し、「鈍端」と呼ばれるふくらみの大きい方に画鋲などで穴をあけます。
下の画像の場合、上が鋭端、下が鈍端です。つまり、下側に穴をあけます。
ちなみに私は100均で買った卵専用の穴開けを使っています。卵を押し付けると真ん中の穴から針が出てきて穴をあけてくれます。
茹でる
鍋に水と穴をあけた卵を入れ、火にかけます。
火加減は最初は強火で、沸騰し始めたら中弱火にします。
強火のまま茹で続けるとほぼ間違いなく殻にヒビが入るので注意しましょう。もっとも、水から茹でて沸騰後にヒビが入ったとしても、中の白身が出てくることはほとんどありません。
火加減は「最初は強火、沸騰したら中弱火」です。
茹で時間について
茹で時間の目安は以下の通りです。
夏・・・11分~11分30秒
冬・・・12分30秒
秋と冬では水道水の水温が違うので、茹で時間も変わってきます。
ちなみに、夏場は最初の数十秒間、水を出しっぱなしにして、温まっている水を出し切ってから鍋に水をためるようにしています。
また、茹で具合を一定にするためにタイマーだけでなく100均のエッグタイマーも使っています。
エッグタイマーは、夏とか冬とか関係なく「色の変化」でベストな茹で上がりのタイミングを教えてくれる優れものです。
タイマーで大体の時間をセットしておき、アラームが鳴ったらエッグタイマーの色の変化具合を見極めます。
セリアのエッグタイマーだと、真ん中の「固ゆで」の部分が全体的に白っぽくなった直後が「半熟過ぎない」お弁当向けの茹で加減になります。
急冷する
卵が茹で上がったら、鍋のお湯を捨てて水道水で急冷します。
こうすることで殻の中のゆで卵がきゅっと縮み、殻を剥きやすくなります。
殻にヒビを入れてから剥けばツルンと剥ける
茹で上がった卵は、殻に細かな無数のヒビを入れることでツルっと剥きやすくなります。
お尻の方から軽くたたいてヒビを入れ、まな板に押し付けるようにゴリゴリゴリゴリ。全体に細かなヒビを入れていきます。
細かなヒビがたくさん入っています。こうするとかなり剥きやすくなります。
ほらこの通り。ツルンとした仕上がりです。
殻と白身がくっついている時は・・・
もし、細かなヒビをたくさんいれても殻が白身にくっついている場合は、水道水を殻(卵殻膜)と白身の境界に当てながら剥くと比較的うまくいきます。
手で強引に剥こうとすれば、殻と白身がくっついてはがれてしまい、ボコボコになるので要注意です。
完成
中心部の火の通り方が絶妙にお弁当向きなゆで卵の出来上がりです。
以上、「冷えた卵を水から茹でて作るゆで卵の作り方」でした~。
なお、卵関連だと「ゆで卵をレンジで作る方法」や「麻薬卵がすぐ食べれる」といった記事も書いてますのでそちらも是非ご覧ください。