【早く知りたかった】煮魚に「生姜」を入れる!たった1つの理由とは?
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さん「煮魚」は作りますか?
『よく作るよ』という方は考えてみてください…
なぜ、私たちは煮魚に「生姜」を入れるのでしょうか?
煮魚に「生姜」を入れる事で、どんなメリットを得る事ができるのでしょうか?今回、分かりやすくまとめてみました!分からない方、知りたい方は一緒に最後まで見ていきましょう!
なぜ、入れるんだい?
なぜ、煮魚を作るときに「生姜」を入れるのでしょうか?
1番のメリットは…【臭み消し】
これはご存知の方も多いはず。もっと詳しく解説すると、魚の生臭さの原因は「トリメチルアミン」という物質です。
そこで生姜の出番です!このトリメチルアミンという物質は、生姜に含まれる「ショウガオール」と結合する事が出来ます。
そして、結合すると…臭みの少ない物質に変化し結果、生臭をおされる事ができるのです。
実は臭み消し以外にもう1つメリットがあります!
2つ目のメリットは…【風味がアップ】
生姜の「香り」とあの特有な「辛み」は、煮魚に風味をプラスしてくれます。料理は確かに「味」も大切ですが「香り」は味よりも先に私たちの食欲を駆り立ててくれます。
皮ごと入れる?
煮魚用の生姜を切っていると…『あれ?皮って剥いた方が良いのかな?』と考えた事ないでしょうか?
結論から言うと、剥かないでください!
生姜の皮には、生姜特有の匂いや成分が多く含まれています。煮魚の臭み消しにこの皮は超適役なのです。
剥いてしまうのはもったいない!
また「スライス」か「細切り」の切り方で迷う方も居るかと思います。個人的には…
【スライス】→煮た後に取り除く事ができるので、臭み消し効果や風味がアップだけ欲しい方にオススメ!
【細切り】→煮込んだら食べる事ができ、生姜が好きな方や魚と一緒に食べたい方にオススメ!
【オススメ記事】
「本わさび」と「生わさび」の違いをあなたはご存知ですか?知らない方は…「本わさび」と「生わさび」2つの違いってなに?【現役板前が徹底解説】という記事を書いたので、チェックして下さいね!