本格的に見えるけど実は直線で作れるお姫様のオーバースカート作ってみませんか?
パニエの有無などでシルエットが変わるので、パニエを着た状態で測るといいと思います。
1 オーバースカートを付けるウエストの位置の長さ
2 ドーレープの丈
実際にメジャーを垂らして好みのシルエットを決めて定規で測る。
3 すその長さ
メジャーを実際に垂らして長さを決める。
パニエとかないよ~子供用に簡単に作れるのがいいんだけどという方。
このスーパーのレジ袋で作るパニエなら簡単に安く作れますよ。
台所用の水切りネットでも作れます。
パニエのハードル下がったでしょ?
自動計算
測った数字をリンク先の自動計算のフォームに入力すると縦横の数値を計算してくれます
型紙の書き方
上記自動計算で出たA,Bで長方形を書く。
左右からCcm印をつけて斜めに線を引く。
下側は1.5cm他の辺は1cm周りに縫い代を付ける。
型紙づくりはこれだけ!
単なる台形!これ位描けそうでしょ?
布を切る
ヒダを綺麗に出すために斜め45度で切ってください。
実は生地の向きで風合いが変わるんですよ!
縦横同じ長さの所に印をつけて斜めに線を引くとちょうど45度になります。
45度の線に合わせ型紙を重ねてチャコペン等で写します。
台形の外側をなぞるだけ!内側の線は写さなくてOKです。
型紙を外して写した線で切ってください。
これで【裁断】も完了です。
斜めに写した理由
左が斜めで布を切ったもの。右が型紙を横に置いて取ったもの。
斜めに置かないと生地の張りの関係でドレープがカクカクするのです。
縫う
台形の長い辺を最初5mm折って、次に1cmに折って三つ折りにします。
すその点Aを後中心のウエストにピンでとめる。
すそ線Bは前中心に止める。
トルソーがない場合は実際に自分の体や、お子さんの場合はクッションとか枕をタオルで巻いて、お子さんのウエストサイズと同じくらいにして作業するとやりやすいです。
一見難しそうに見えるかもしれませんが、実際やってみて意味が分かると、
「何これ超簡単じゃん!」
って思うレベルで簡単です。
前と後を4~6本ずつテキトーに折りたたんでください。
折った折山は生地の中心に向かって折ってください。
この時折った所の端が台形の上の辺の所より下がらないようにしてください。
上の線より下がると縫い合わせる時端が表にはみ出ます。
ヒダの本数は、少なすぎるときれいにドレープが出ないので4本~がちょうどいいと思います。
コスプレなど衣装によってヒダの数が決まっているものもあると思うので、それに合わせて自由にヒダの本数は決めてください。
両方折ったらヒダが取れないように手縫い糸で縫って固定してください。
ヒダが取れなければいいので1~2cm位の大きい縫い目でOKです。
中心の台形の上のラインからはみ出したところを切ってください。
ワンピースやスカートを一から作る場合は、ウエストの切り替えの所や、スカートのウエストベルトに一緒に挟み込んでつける。
もしくはバイアステープを裏に隠れるようにつけてスナップボタンなどで固定してもいいですね。
縫ってもいいですが、布用の両面テープで付けてもOKです。